国会の欠席を続けるNHK党のガーシー参院議員の処分を検討する懲罰委員会の理事懇談会が8日行われ、10日に懲罰委員会を開催する方向で調整に入った。
ドバイに滞在し、去年7月の初当選以降一度も登院していないガーシー氏は、国会出席を求める文書「招状」が出ていたが8日の本会議も欠席したため、尾辻参院議長は懲罰委員会に付託した。

懲罰委員会の理事懇談会が8日午後に行われ、懲罰委員会の10日の開催が提案され、具体的な審議日程の調整に入った。
欠席が原因で懲罰委員会に付託されるのは初めて。

これに先立ち、ガーシー氏は議長に対し「日本に帰ってくると、不当な罪を着せられる恐れがある」などと欠席の理由を記した文書を立花党首を通じて提出している。