新型コロナウイルスの影響で、夏の甲子園が中止になったことを受けて各都道府県の高野連が独自に行う代替大会が、7月1日に岩手県で先陣を切ってスタートする。2019年、大船渡高のエースとして、岩手県大会から甲子園を目指したロッテのルーキー・佐々木朗希投手(18)が開幕を前に、球団を通じ球児へエールを送った。

「今回の事態で色々なことを経験し、感じたことと思います。高校最後の成果を見せる場所が用意されずに引退することになる同級生もいるかと思います。その中で野球はこのように大会が開催されることになったということで感謝の気持ちなど、それぞれが色々なことを感じて欲しいと思います。高校3年生にとっては最後の大会となりますので思う存分、野球を楽しんでもらいたいと思います

佐々木は、高校最速163キロを誇る”令和の怪物”として注目を集めたが、決勝戦は故障を防ぐ為に登板なく敗退。あと一歩で甲子園の夢は叶わなかった。それでも、仲間と過ごした3年間は、今も自身の宝物となっている。

大切な仲間の寄せ書き入りユニフォーム

「最後に甲子園という目標はなくなりましたが、この先には素晴らしい未来が皆様には待っていると思いますので、素晴らしい未来に向けて、この3年間で行ってきた積み重ねを忘れずにこれからも頑張り続けてください」と球児に寄り添った。

沿岸南地区の母校・大船渡は7月2日に大槌と第1試合で対戦する。
佐々木自身は今季1軍に同行しながら、3年間の積み重ねを忘れずに調整を続けている。

(冒頭の写真は時事)