地面に空いた大きな穴。
この記事の画像(13枚)そのすぐ近くで、バチバチと音を立てながら炎が激しく燃え上がっている。
年が明けても、ウクライナを攻撃し続けるロシア。
住民にインタビュー中、「あちこちに花が咲くきれいな街だったんです」と話す声をかき消すように突然、爆発音が響いた。
市民に心の安まる時はない。
そうした中でウクライナ側は、ロシアが1月15日にある計画を立てているとの情報を明らかにした。
それは戦場への追加動員。
しかも、その規模は2022年9月の30万人を大きく上回る、最大50万人。社会的分野や経済分野の人も対象になるという。
ロシアをめぐる不穏な情報は他にも。
プーチン大統領の側近、プリゴジン氏。自分が創設した軍事会社「ワグネル」の兵士たちに向かって、こう話していた。
プリゴジン氏:
酒を飲み過ぎるな!薬物を使うな!女性を襲うな!トラブルを起こすな!
実はこの兵士たち、殺人や強盗などを犯した凶悪犯罪者。
戦場の最前線で半年間戦ったことで恩赦が与えられ、自由の身になったという。
海外のメディアによれば、この中には覚醒剤密売組織や宝石強盗グループのトップ、複数の殺人を犯した人物が含まれているとのこと。
「犯罪者が街に帰ってくる」などの声が出ているという。
(「イット!」1月10日放送)