皇居では3年ぶりに新春恒例の新年一般参賀が行われています。天皇皇后両陛下の長女・愛子さまが初めて出席され、上皇さま、陛下、愛子さまの”親子”3代が揃われました。
午前10時過ぎ、両陛下は愛子さま、上皇ご夫妻、秋篠宮ご夫妻、次女の佳子さま、常陸宮ご夫妻、99歳の三笠宮妃百合子さま、寛仁親王妃信子さま、三笠宮家の彬子さま、高円宮妃久子さま、長女の承子さまと共に、宮殿のベランダに立たれました。







陛下は、「この3年近くにわたり、新型コロナウイルス感染症の感染拡大などによって、皆さんには、多くの御苦労があったことと思います。3年の月日を経て、今日、こうして、皆さんと一緒に新年を祝うことを誠にうれしく思います。いろいろ大変なこともあるかと思いますが、本年が、皆さんにとって、安らかで良い年となるよう願っています。年の始めに当たり、我が国と世界の人々の幸せを祈ります」と述べられました。
「新年一般参賀」の開催は3年ぶり。コロナ禍以降初めてで、おととし成年を迎えた愛子さまは、薄い水色のロングドレス姿で初めて出席し、笑顔で手を振られました。
先月89歳になられた上皇さまも上皇后美智子さまと共に陛下の隣で穏やかな笑顔を見せられました。
上皇さまと陛下と愛子さま。天皇とその子が親子3代、一般参賀で揃うのは、昭和63年(1988年)以来、35年ぶり。


感染対策のため、今回は初めて事前申込による抽選制で、各回1600人程が1メートル以上間隔をあけて立つ形で行われ、午前中に3回、午後に3回予定されています。
また、一般の記帳も9時半から始まり、多くの人が訪れています。申し込みは不要で、坂下門から入って宮内庁庁舎前で記帳を行い、午後3時半まで受け付けられます。


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