寝静まった住宅での放火事件
千葉市の閑静な住宅街…日が昇る前の早朝に起きた放火事件を防犯カメラが捉えていた。

10月、住民が寝静まった午前4時半ごろ。防犯カメラの画面奥から1台のトラックが近づいてくる。被害にあった住宅の前で停車すると…

運転席が一瞬光り、その光ったモノを住宅への投げ込んだ。

その後、運転席にいた人物がいったん車を降り、投げ込んだモノの方へ駆け寄っていく。

しかしすぐさま車に乗り込むと、慌てて逃走する様子が写っていた。

映像をよく見ると、逃走する直前、モノが投げ込まれた画面左側付近が一気に明るくなっているのが分かる。

被害者の男性によると、投げ込まれたのは火炎瓶のようなものだったと言う。
被害者:
ここら辺に跡が残っているんだけど、ここに“火炎瓶”を投げ込まれて、地面全部真っ黒。慌てて警察に電話したよね。

当時、火炎瓶のようなものが投げ込まれた場所は、黒く焼け焦げていて、燃えた残骸のようなものもあった。

被害者:
2階が寝室で子供らもいるから。もし燃え移っていたら死んでるからね。
火炎瓶が投げ込まれたらどうなるのか?
投げ込まれたのは火炎瓶なのだろうか?
もし火炎瓶が投げ込まれたら、どのような状態になるのか?

アメリカ・ニューヨークで去年、火炎瓶が使われた放火事件の防犯カメラ映像。

火の付いた火炎瓶が店内に投げ込まれると、商品の陳列棚などに数秒で燃え広がる様子が写っていた。



しかし今回の事件の映像を見ると、投げ込んですぐではなく、犯人が一度近づいた後に燃え上がったように見える。投げ込んだ際に火が消えてしまったのだろうか。
犯人は今も逃走中で、近くに住む人たちは不安な夜をが続いている。

被害者:
早く犯人は捕まえてほしいし、ゆっくり寝たいよね。
男性は被害届を出し、警察が放火事件として捜査している。
(イット! 12月20日放送より)