2023年1月2日に、初めて事前応募制で行われる「新年一般参賀」について、宮内庁は10万人以上の応募があり、抽選の結果、倍率はおよそ10倍だったと明らかにした。

2023年1月2日、3年ぶりに行われる「新年一般参賀」は、密集を避けるため、1回あたりの入場者数を事前に申し込んだ人の中から抽選で1500人程度に絞り、入れ替え制とすることが決まっている。
応募形式での実施は初めてで、宮内庁によると、インターネットやはがきで合計10万2400人近い応募があり、倍率はおよそ10倍だった。

当日、天皇皇后両陛下は皇族方と共に午前10時10分から6回、宮殿のベランダに立たれる予定で、2021年に成年を迎えた両陛下の長女・愛子さまを含め、参加される皇族方については調整中としている。

応募した人には今週中に結果が通知される見通しで、入場者には感染対策として検温や手指消毒に加え、1メートル以上の距離を取るほか、歓声を控えるよう求めている。
また、一般の記帳についても、午前9時半から午後3時半まで皇居・坂下門から入り、宮内庁庁舎前で受け付けるという。