2023年1月2日に、初めて事前応募制で行われる「新年一般参賀」について、宮内庁は10万人以上の応募があり、抽選の結果、倍率はおよそ10倍だったと明らかにした。

2020年の新年一般参賀
2020年の新年一般参賀
この記事の画像(4枚)

2023年1月2日、3年ぶりに行われる「新年一般参賀」は、密集を避けるため、1回あたりの入場者数を事前に申し込んだ人の中から抽選で1500人程度に絞り、入れ替え制とすることが決まっている。

応募形式での実施は初めてで、宮内庁によると、インターネットやはがきで合計10万2400人近い応募があり、倍率はおよそ10倍だった。

2020年の新年一般参賀
2020年の新年一般参賀

当日、天皇皇后両陛下は皇族方と共に午前10時10分から6回、宮殿のベランダに立たれる予定で、2021年に成年を迎えた両陛下の長女・愛子さまを含め、参加される皇族方については調整中としている。

2020年の新年一般参賀
2020年の新年一般参賀

応募した人には今週中に結果が通知される見通しで、入場者には感染対策として検温や手指消毒に加え、1メートル以上の距離を取るほか、歓声を控えるよう求めている。

また、一般の記帳についても、午前9時半から午後3時半まで皇居・坂下門から入り、宮内庁庁舎前で受け付けるという。

社会部
社会部

今、起きている事件、事故から社会問題まで、幅広い分野に渡って、正確かつ分かりやすく、時に深く掘り下げ、読者に伝えることをモットーとしております。
事件、事故、裁判から、医療、年金、運輸・交通・国土、教育、科学、宇宙、災害・防災など、幅広い分野をフォロー。天皇陛下など皇室の動向、都政から首都圏自治体の行政も担当。社会問題、調査報道については、分野の垣根を越えて取材に取り組んでいます。