ふるさとに戻った男性に下った指令は「地球人も宇宙人も集まる街づくり」だった。UFOの目撃情報が多数ある福島県福島市飯野町で、男性の第二の人生が始まる。
極秘指令書を交付
サングラスをかけた職員が待つ、福島市役所の市長応接室。市長から極秘指令書が渡されるという。
「マスコミの方に、ご連絡いたします。UFOに関する重要な儀式であります。皆様、十分にお気を付けて撮影をお願い致します」

そんなアナウンスで始まった辞令交付式。
福島市・木幡浩市長:
極秘指令書 近野哲。ミッション001 飯野地区の地域おこし協力隊員として、地球人も宇宙人も集まる街づくりを推進せよ

指令書を受け取った近野哲さんは、化学メーカーに40年以上勤務し2022年12月から「地域おこし協力隊」として、ふるさとの福島市に帰ってきた。

UFOで町おこし
未確認飛行物体・UFOの目撃情報が多く寄せられている福島市飯野地区。至るところに宇宙人の石像があり、UFOとの繋がりが強い場所だ。

まず、近野さんが挨拶に訪れた先が「UFOふれあい館」 館長の菅野利男さんに出迎えられ、館内を見学。飯野地区の歴史や、UFOの知識などについて学んだ。

地域おこし協力隊・近野哲さん:
(Q:宇宙人は信じますか?)信じます。一度は遭遇してみたいですね。男のロマンだと思います

町には国際研究所も
UFOふれあい館に2021年に開所した「国際未確認飛行物体研究所」通称「UFO研究所」の研究員として活動する近野さん。世界中から集まるUFOの写真などを精査する業務などを行う。

地域おこし協力隊・近野哲さん:
第二の人生をスタートするにあたって、UFOで町おこしをしているという、そのこと自体が非常に興味深い。ブランディングだとかマーケティングの分野で、今までやってきたことがお役に立てるのではないかという思いもありまして。それに携わっている人たちが持っている思いを、届けていきたいです

未確認飛行物体、そして飯野地区の魅力を、熱く確かな決意で発信していく。
(福島テレビ)
