新潟市で開催された食品の関連企業とバイヤーを繋ぐ大規模な見本市。アフターコロナを見据え、商談も活気にあふれていた。
味付けしなくてもおいしい!
食がテーマの国際見本市「フードメッセinにいがた」。
2022年は2021年より出展数が増え、400を超える生産者や加工業者がバイヤーに商品をアピールした。

長谷川珠子アナウンサー:
見てください。「ごはんにかけない納豆」とあります。一見、普通の納豆に見えますが、一体どのようなものなのでしょうか

こちらの商品は天然の納豆菌で発酵させているもので、糸引きが少なく、1粒ずつおいしく食べることができるという。

ワクイ食品研究所 湧井規博さん:
発酵力が弱いため、48時間という長い時間をかけてじっくりと発酵させる。じっくりと時間をかけることで、かえって納豆の奥深い味わいが出て、このまま味付けをしないで食べてもおいしい

長谷川珠子アナウンサー:
豆の香りがとても強くて、味が濃厚です
ブランド米が米粉麺に!
一方、こちらは新潟県のブランド米「新之助」が米粉麺に。

コメ農家 園田岳彦さん:
2年前、新之助を生産したときに、二等米という規格外のものがでた。それだと新之助を名乗れなかったので、何か付加価値付けて新之助をうたえないかなと、米粉麺を開発した

基準を満たさなかったコメも加工することで、新之助ブランドの商品として販売することができる。
長谷川珠子アナウンサー:
モッチモチです。新之助特有のコシと甘さがそのまま麺になっていて、弾力があります

生産者などはアフターコロナを見据え、販路拡大に向けた商談に力を入れていた。
コメ農家 園田岳彦さん:
新型コロナが明けてから、お土産やネットでも需要はあると思っているので、より小麦粉が高くなる以上、米粉を使った商品が売れていけばと思っている

(NST新潟総合テレビ)