ウインナーと言えばお弁当の定番ではあるが、ウインナーをメインに据えたちょっと変わったお弁当がInstagramに連日投稿され話題となっている。
投稿しているのは北海道在住の男性、美容師のmilkteaさん(@milktea.1122)。仕事の合間に食べる用に毎日お弁当を作っているという。
ある日に作られたのは、透明な容器の中に敷き詰められた白いごはんの上が3色で彩られている。真ん中は卵の黄色、そして左右を埋めるのは赤と茶色のウインナーだ。だが、そのウインナーたちには点々とした目に、横一文字の口。そして、手足まで確認できる。
これが、ウインナーをアレンジして作ったキャラクター“ウインナー星人”だそう。

milkteaさんはお弁当投稿を2022年4月頃から始めたが、6月頃からこの“ウインナー星人”をメインに据えた様々なバリエーションのお弁当を投稿しているのだ。
他にも、頭にスパゲティを髪の毛のように生やした「ロン毛ウインナー星人」。

卵とカニカマ、枝豆で敷き詰められた中からいくつかのウインナー星人が頭を出す「ちらし寿司風」。

キレイに整列して卵の布団を被って寝ているウインナー星人たちの「夏休み最後のお泊まり会」など、ただ“ウインナー星人”を入れるだけでなく、さまざまな工夫をしているお弁当は見ているだけで面白い。

最近投稿されたお弁当の中には、体はウインナーだが顔の部分が少し溶けたチーズを使った“ベビーチーズ星人”も新たに登場。

この白いご飯の上にウインナーを食べる赤いウインナー星人と並ぶシンプルなお弁当には、「なんか可愛いですね」「すごいすきです」「見ててほっこりするお弁当」といったコメントがあり、2万4000のいいねが付く話題となっているのだ(11月11日時点)。
タコさんウインナーから発想して誕生
何とも言えない不思議なキャラクター「ウインナー星人」たちが面白いお弁当だが、どういったきっかけで作り始めたのだろうか?
milkteaさんに話を聞いてみた。
ーーどういったきっかけで作り始めた?
きっかけは、なんかオリジナリティが欲しかったからです。(ウインナー星人は)タコさんウインナーから思いつきました。

ーーウインナー星人はどうやって作っているの?
ウインナーに切れ込みを入れて、ゆでてからつまようじで穴を開けて、ゴマを入れています。

ーーこだわっていることはある?
特にこだわりはないです。ですが、その日のテーマでゴマの位置や口の開け方に変化があって、毎日少しずつ表情が違います。

ーーやはりウインナーが好き?
ウインナーは大好きです。ウインナーはいなくてはならない存在です 笑。

味は美味しいけど飽きてきた
ーーお弁当のバリエーションはどのようにして考えているの?
日々の暮らしの中で、ふと思いつきます。朝に作りながら思いつく事もあります。

ーー今までの中でのお気に入りを教えて。
「ベビーチーズ星人」です。レンチンで温めるから同じのはつくれないので。
他にも、頭がアフロの「つまみ食いブロッコリー星人」やインパクトがあるので「つまみ食いロン毛星人」も気に入っています。仕事が美容師なので髪型で考えたらこうなりました。

ーーウインナー星人弁当の味はどう?
味は美味しいけど飽きてきたので、(お弁当の中に入れるのは)最近は2本くらいです 笑。

ーーお弁当を見た周囲の反応は?
妻や職場の人はいつも笑ってくれます。みんなが笑顔になってくれて嬉しいです。

今後もウインナー星人入りのお弁当は作り続けていくそうで、「ウインナー星人のスタンスは変えずに、なんか新しい事をやりたいと思います」とmilkteaさんは話していた。
ウインナーへの飽きが少し出てきており、最近は2本ほどのウインナー星人と少数になってきているとのことだが、ウインナー愛あふれるmilkteaさんが、今後どういったウインナー星人のお弁当を誕生させるのか、新たなバリエーションを楽しみに待ちたい。