新潟県粟島浦村で11月1日、外国からの弾道ミサイルの発射を想定した訓練が行われた。一方、北朝鮮からは2日、3日と相次いでミサイルが発射され、県は警戒感を示している。

弾道ミサイルに備え避難訓練 

11月1日、粟島浦村で行われた弾道ミサイルの発射に対応する避難訓練。

粟島浦村で行われた弾道ミサイル対応訓練
粟島浦村で行われた弾道ミサイル対応訓練
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外国から弾道ミサイルが発射され、村の周辺に落下する可能性がある想定で行われ、国や県のほか、住民など約100人が参加した。

訓練では、村の職員が防災行政無線を通して情報を伝えると、住民は役場へ避難。

避難する住民
避難する住民

粟島浦村の職員:
落下物に備えていただけますようお願いします

避難先で住民たちは姿勢を低くして頭を抱え、自らの命を守る方法を確認した。

粟島浦村 脇川善行 村長:
いつ何時、有事があるか分からないことも含めて、訓練としてはやはり必要。大変、有意義だったと思う

一方、2日は北朝鮮が2回、3日は4回弾道ミサイルを発射し、これで2022年に入って発射した回数は合わせて34回に。緊迫した国際情勢が続いている。

新潟県 花角英世 知事:
非常に危険な行為。訓練を重ねる中で、万が一のこと、もしもに備えての意識、あるいは体で覚えることが重要

県は今後も訓練を重ねる方針だ。

(NST新潟総合テレビ)

NST新潟総合テレビ
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