推薦書の不備を指摘され、2023年の世界文化遺産登録を断念した「佐渡島の金山」について、政府は29日にも暫定版の推薦書を再提出する方針を固めた。
政府が世界文化遺産への登録を目指す「佐渡島の金山」を巡っては、ユネスコ=国連教育科学文化機関から、推薦書の不備を指摘されたことから、改めて提出し直すことになっていた。
政府が今回提出する暫定版の推薦書では、不備が指摘されていた砂金を採取する導水路跡の記述が修正され、29日、自民党の関連会合で了承された。

自民党の中村裕之文部科学部会長は会合で、「今回暫定版を提出する時期を迎えたところで、これまでの経緯を説明し、ご理解をいただいた上で提出をしたい」と語った。
政府は、暫定版の推薦書を、早ければ29日にも提出する方針。
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