子どものためにお弁当を作る母親。そこに添えられた子どもからの手紙が、人々をほっこりとさせている。

3児の母親・ユミィ(yummy.0101)さんは、料理が得意。家族にお弁当を作ってもいるが、2022年の夏にうれしいことがあった。夏休みの学童保育に通う、小学3年の次女が、空のお弁当箱と一緒に手紙を渡してくるようになったという。

空のお弁当に一枚の手紙。裏返すと…
空のお弁当に一枚の手紙。裏返すと…
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その一つがこちら。お弁当の包みを開くと一枚の手紙が登場。裏返すとカラフルな文字で「今日も、おいしかったよ いろんなおかずがあった めっちゃおいしかった」と書かれている。

次女さんからの感謝の言葉が
次女さんからの感謝の言葉が

ユミィさんがInstagramにこの様子を投稿したところ、「ウルっと来た笑」「すべての苦労が吹っ飛びますね」といった反応が続々。1万以上のいいねを集めた。(9月19日時点)

うれしくて抱きしめたら、毎日お手紙が挟まれるように

さらに、夏休みの間は次女さんのお願いで、ユミィさんと一緒にお弁当も作ったという。家族愛を感じるが、“ひと夏”で料理の腕は上達したのだろうか。そして、他にはどんなメッセージが書かれていたのか。ユミィさんに気になることを聞いた。

――次女さんの手紙はどのように始まった?

夏休みの学童の初日、お弁当箱の中にペロっと一枚入っていて、それがうれしくて「ありがとう~ママお手紙うれしかった~」と抱きしめたら、翌日からほぼ毎日お手紙が挟まれるようになりました。
 

――書かれている内容は変わったりする?

内容は毎日ほとんど変わりませんが、たまに朝怒ってしまった日などのお手紙は「朝はごめんね、お弁当おいしかったよ!」みたいな日もありましたね。

最初はお弁当箱の中に入っていたという
最初はお弁当箱の中に入っていたという

――母親として感じたこと、伝えたことは?

学童のお弁当の時間に、一人だけメモ帳に毎日お手紙書いてくれたんだなぁと思うと、毎日抱きしめられずにはいられませんでした。ただただかわいいなと。伝えたことはありませんが、愛情たっぷりお弁当を毎日食べてもらえたことが、言葉がなくても食育ができたように思います。

次女さんに作ったお弁当の一例
次女さんに作ったお弁当の一例

ひと夏で「卵焼き」が得意料理に

――次女さんとのお弁当作りはいつごろ始まった?

小学2年の冬休みくらいからたまに一緒に作っています。今年の夏休みは毎日作りたいと言い出しました。今回、次女に聞いたところ「お弁当作りが楽しみで早起きしてママを起こして、一緒に作るのが楽しかった」と言っていました。いつも午前5時~5時半に起きて(目覚ましなしで起きるみたいです)身支度をして、私を起こしに来ていましたw

料理に挑む次女さん(左)。ユミィさんと作ったお弁当(右)
料理に挑む次女さん(左)。ユミィさんと作ったお弁当(右)

――お弁当作りはどのようにして進めるの?

午前6時ごろから作ります。夏休みということで、急いで家を出る訳ではないので、1時間くらいかけて娘のペースに合わせてゆっくり作っていました。娘が作るのは自分のお弁当で、卵焼きだけの日もあれば、最後の詰め作業まで一緒にやったり。娘の気分で、私は従う感じでやりたいことだけやらせました。
笑顔で楽しく、多少失敗しても基本は褒めながら。親子で笑いながら作ってましたね。大変というより、本当に楽しかったです。

普段の料理も次女さんが楽しめることを心がけている
普段の料理も次女さんが楽しめることを心がけている

――夏の間で、次女さんの料理の腕はどうなった?

卵焼きが劇的に上手になりました。最初は焼きすぎてパサパサだったり、形がいびつだったり、フライパンの縁に触って熱いと大騒ぎしたりしてましたが、最近は私が起きる前に焼いといたよと言う時もあります。家族からも褒められ、とてもうれしそうな顔をしてました!

長男や長女も料理に親しみ…お弁当作りを手伝ってくれることも

――その他のお子さんは、一緒に料理をするの?

中学3年の長男、小学6年の長女がいますが、料理はします。長男は保育園の頃は一緒にピザやクッキーを作っていました。小学生になると野球に興味が移りましたが、私が作っていたフォンダンショコラを作りたいと、中学に入ってからは一人で作ったりしています。

長女はお料理やお弁当をずっと一緒に作ってきました。今では1人で3つのお弁当を作ってくれたりもします。丁寧な性格なので、お料理も私と違ってとても几帳面です。卵焼きも得意ですし、簡単なものは作れるのでとても助かってます。

フォンダンショコラを作る長男さん
フォンダンショコラを作る長男さん

――子どもとの料理で大切にしていることはある?

1番大切なのが子どもに「味見」をしてもらうことです!味が薄い濃いなど味覚も鍛えられますし、揚げたてのカリカリ感を味わえるのも作った人しか味わえない特権です。料理を作ったら味見することにより、子どもは食に対する興味を持つんですよね。

味見をして美味しいものを家族に食べてもらい、そこで「美味しい!」と言ってもらった時の子どもたちの笑顔は最高に輝いています。勉強できなくても、美味しいものを食べていれば幸せだなぁと思いながら、子どもたちにお料理を教えています。

料理と食べることを楽しむ。そんな母親の姿を見て、次女さんも感謝の手紙を渡したり、一緒に作るようになったのかもしれない。ユミィさんのInstagramでは、日々の料理も投稿しているので、次女さんの一品も登場するかもしれない。

(画像提供:ユミィさん)