私がお伝えしたいのは「ボーガンの所持が原則禁止」です。
ボーガンが凶悪事件に悪用されたことを受けて法律が改正され、9月15日から所持が許可制となります。
全国の警察では、半年間の経過措置として無償で5000本あまりを回収しましたが、警察で許可の申請や処分をしないと15日からは取り締まりの対象になります。
ポイントはこちら。「罰則適用、そのボーガンどうする」注目です。
【注目ポイント・記者解説】
兵庫県で2020年、家族ら4人が殺傷されるなどボーガンを使った凶悪事件が相次いだことから、銃刀法が改正されました。
所持は許可制となり、射撃競技や動物麻酔などに限られ、不法に持つと取り締まりを受け、3年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられます。
改正法は2022年3月に施行されましたが、その前からボーガンを持っている人に対して、最寄りの警察署での許可申請や処分依頼を呼びかける経過措置期間が14日まで設けられていました。
15日以降も無許可で持ち続けると違法となるため、警察は速やかに許可や処分の手続きを進めるよう呼びかけています。
(フジテレビ社会部 尾瀬真澄)