自民党の生稲晃子参院議員は18日、自身が6月に旧統一教会の関連施設を訪れていたことについて、訪問は1回のみで、当時は教団と関係のある施設との認識はなかったと説明した。

生稲氏は、自民党本部で記者団の取材に応じ、「旧統一教会の施設だとわかったのは本当に最近のこと」と述べ、訪問時には関連施設との認識がなかったと説明した。

具体的には、「岸田首相が、それぞれ国会議員1人1人がきちっと調べるように言った時に、私も調べてもらった。そうしたらわかった」という。

生稲氏はまた、施設訪問は1回きりだとして、「これからは国会議員として一つ一つ、しっかりと慎重に把握して行動していく」と強調した。

一方、施設を訪問した理由については、「私の演説を聞いた方の依頼」だとして、「施設でも、自分がいつも街頭で演説していることを話したと記憶している」と述べた。

施設では、自民党の萩生田政調会長が同席していたことが明らかになっているが、生稲氏は「移動は萩生田氏と別の車だった。訪問先でも萩生田氏とは全く話していない」と述べた。

この記事の画像(3枚)
この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。 ギャラリーページはこちら(3枚)
政治部
政治部

日本の将来を占う政治の動向。内政問題、外交問題などを幅広く、かつ分かりやすく伝えることをモットーとしております。
総理大臣、官房長官の動向をフォローする官邸クラブ。平河クラブは自民党、公明党を、野党クラブは、立憲民主党、国民民主党、日本維新の会など野党勢を取材。内閣府担当は、少子化問題から、宇宙、化学問題まで、多岐に渡る分野を、細かくフォローする。外務省クラブは、日々刻々と変化する、外交問題を取材、人事院も取材対象となっている。政界から財界、官界まで、政治部の取材分野は広いと言えます。