これは、広島県東広島市の家庭菜園に設置された、監視カメラの画像。映っていたのは1匹のサル。カメラの前に現れたかと思うと、瞬く間に畑の方へと駆けていった。ところが、家庭菜園に出現したのは、この 1 匹だけではなかった。サルは次々と現れ、総勢13匹の集団となったのだ。

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家庭菜園の柵は、サルの侵入を防ぐため、重みで手前にしなるように作られている。しかし、猿は、それを苦にすることなく畑の中へ。これを合図に、サルは立て続けに、家庭菜園の中に侵入。野菜を食い散らかしていった。

そして、畑には、サルがかじったとみられるピーマンが残されていた。畑の所有者によると、これまでも、度々、被害に遭ってきたという。

サルによる食害に遭った高橋勇治さん:(今年に入り)8月9日までで 10 回ぐらい、被害に遭いました。これから(野菜を)収穫というその前に、ちゃんとお猿さんが収穫してしまうので、残念というか情けない感覚がありますよね。。

サルによる被害は、去年から始まり、今年は5月以降で、10回ほどに及んでいるという。収穫前のネギやナス、ソラマメなど、畑に植えられた多くの野菜に食べられた跡が残されていた。こうした被害は、周辺の8力所の畑に広がっているという。

サルによる食害に遭った大谷芳彰さん:もちろん(野菜を)作ってる方としたら、腹立たしいです。しゃくだけど、どうしようもないんで···。

サルによる食害に遭った高橋勇治さん:サルも生きなきゃいけないので、(野菜を)食べるという気持ちは分かるんですけど、山にあるものを食べて欲しいなと。里山には出てきて欲しくないなという気持ちはあります。

高橋さんによると、去年から、付近で道路工事が開始。それ以降、サルがエサを求めて現れるようになったという。被害を最小限に抑えるため、今後も必要に応じて、サル対策を講じていくとのことだ。

(「イット!」8月16日放送分より)