人気ゲームの「攻略」をうたう、「アークナイツ エンドフィールド完全攻略マスターガイド」。
自信に満ちあふれたタイトルだが、購入者から聞こえてきたのは…。
“攻略本”を購入した三遊亭白鳥さん:
どこが完全攻略やねんって。がく然としました、やられたって思いました。
攻略にはほど遠い、一部の非公式な“ゲーム攻略本”が今、物議を醸している。
非公式「攻略本」に一切画像なし
人気のゲームが次々と発表される昨今、大手通販サイトを見ると、そうしたゲームに対応する攻略本が多数販売されている。
ただ、そうした攻略本の中には、紹介画像に違和感を覚えるものも…。
例えば、3月に発売されたばかりのゲーム「ぽこ あ ポケモン」。
その“攻略本”に描かれているキャラクターは、ポケモンには登場しないキャラクターがデザインされている。
この本について、「ポケモン」の広報室に聞くと…。
株式会社ポケモン広報室:
弊社として許諾した事実はございません。
こうした中、先日まで通販サイトで実際に販売されていたというゲーム攻略本がこちら…。

2026年1月に配信が開始された「アークナイツ エンドフィールド」という人気ゲームの攻略をうたう本だ。
販売価格は約5000円(税込み4950円)だというが…。
記者リポート:
表紙を見てみると、実際のゲームには実在しないと思われるキャラクターが描かれています。
そして、下の部分にあるのが本の説明でしょうか、「イフセイミウリブケングンイジア」…意味をなさない言葉が続いていて、その下の行にはもはや読めない文字も見受けられます。
「違和感」は表紙ばかりではなく…。
記者リポート:
中を見てみますと、一切画像がないことがわかります。そして、ページの大きさに対して、文字の量が少ないことがわかります。
街の声「だいぶ嘘っぱちを書いてる」
この本を街の人に見てもらうと、次々に突っ込みの声が上がった。
ーー役に立ちそうですか?
街の人:
なんか中身が(薄い)…写真とかもない。
ーー 約5000円の内容だと思いますか?
街の人:
全然…全然!自分で作れそうなくらい。
ーー表紙に出ているキャラクターは出る?
ゲームのファン:
いや出ないですね、全然違う。世界観が違うかな。
ゲームのファン:
何これ…存在しないやつがいる。
ーーこの攻略本って役に立ちそうだと思いますか?
ゲームのファン:
うーん…だいぶ嘘っぱちを書いてる。
さらに“攻略以前”のおかしな点も続々と…。
ゲームのファン:
まず表がずれてる。虚無(の部分)から矢印が生えてる。
ゲームのファン:
こっち開きで、この向きなんだな…っていう。
この本は通常、縦書きの日本の文庫本で使われる右開きの形式だが、中の文書は“横書き”と、もはや本としての体裁もあやふやなレベル。
「お前、それ体育会系かって感じ」
番組は、この本を通販サイトで実際に購入した人に話を聞いた。
ネット通販で“攻略本”を購入した三遊亭白鳥さん:
私もう62歳ですので、昔のドラクエ世代はやっぱり紙の攻略本欲しがるんですよ。グーグルで「エンドフィールド」、解説本、取説本で検索して、いくつか出た中で、これが一番信頼を置けるじゃないかって…。
こう語る三遊亭白鳥さんは現役の落語家さん。
ネット通販で“攻略本”を購入した三遊亭白鳥さん:
がく然としました、やられたって思いました。
ーーどんなところが?
画がない、全部文字です。

図だってエクセルで書けるような、全編これです。
攻略本の文中には、随所に「プロのコツ」と書かれた解説などもあったが…。

ネット通販で“攻略本”を購入した三遊亭白鳥さん:
なんか根性論なんですよ、敵を見たらすぐに逃げろ、とかね。周回をして何度も回れとか、お前、それ体育会系かって感じのね。もう攻略本は買わない。
ITジャーナリスト・三上洋さん:
まず、表紙の日本語の文字が崩れています。この表紙を見ただけで、生成AIを使っているんだなということがわかってしまいます。内容も理念的で、実際の細かいテクニックよりも、コンセプトなどを語っている部分が多い。明らかに低品質のものです。生成AIに加入していれば、誰でも作れるものです。
こうした“攻略本”を万が一買ってしまった場合の対応について…。
ITジャーナリスト・三上洋さん:
間違って買った場合は返品するべきです。大手の出版サイトでは、これらに問題があった場合には返品が可能ですから、必ず返品の申し出をしてください。
(「イット!」 3月9日放送より)
