高知・室戸市で、夏休み中の子どもたちが2泊3日の体験イベントに参加。
普段は見ることができない夜の水族館や大自然を仲間と一緒に満喫した。

水族館に宿泊 夜の生き物の姿に興味津々

8月3日夜、寝袋に入って眠りにつく子どもたち。
その横にいるのはカメ?!

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一体どこで寝ているのかというと、室戸市の「むろと廃校水族館」。

この宿泊体験は、小学4年生から6年生を対象に、夏休みの特別な思い出を作ってもらおうと企画された。
今回は、高知と徳島から160人以上の応募があり、その中から選ばれた22人が参加した。

まずは夜の水族館を探検。

スタッフ:
ホタテウミヘビは夜になると、いっぱい活発に動いています。意外と力が強くて、ちゃんとフタをしないと水からパシャーンって出てきます

一方、ウミガメはというと…

スタッフ:
今、底の方でゆっくりしている。これは…寝ています

子どもたちは、昼間とは違う生き物の様子に興味津々だった。
午後10時。眠りにつこうとするが、どうしてもカメが気になる様子。

(Q.水族館に泊まったことは?)
参加者:

いや~ない

参加者:
僕もな~い

(Q.どうして泊まろうと?)
参加者:

楽しそうだったから。魚の種類がいろいろ知れて楽しかった

参加者:
魚が上にいて、とっても不思議なんです。あしたのマウンテンバイクとかも、とっても楽しみ

友達と協力…一生忘れられない夏の思い出に

2日日。マウンテンバイクで山道を進む子どもたち。向かった先は、川。真夏の日差しの下、川遊びを満喫した。

(Q.気持ちいい?)
参加者:

うん

お昼は川沿いでバーベキュー。仲間と協力して焼いていく。

参加者:
最高。家ではこんなんめったにない

3日目、宿泊体験最終日。
子どもたちの前には、絶滅危惧種のアオウミガメが。

室戸沖の定置網にかかり、廃校水族館に運ばれてきた。子どもたちは協力して浜へと運び、放流する。

安岡絆くん(11):
新しい友達ができたし、水族館の体験とかいろいろなことができてよかった

和田七星さん(11):
バーベキューをしたときに、みんなが協力し合って、丸焦げになっても「じゃあ私これ食べるき、こっちの焦げてない方、食べや」っていうのを、すごくいいなぁ、ほほえましいなぁって思った

新しい友達と水族館で寝泊まりし、大自然を満喫した2泊3日。
一生忘れられない夏の思い出となったことだろう。

(高知さんさんテレビ)

高知さんさんテレビ
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