私がお伝えしたいのは「天ぷら革命」です。

昭和産業が、わずか大さじ3杯の油で天ぷらを調理できる新たな天ぷら粉を開発しました。値上げが続く油の使用量を抑え、調理後の面倒な油の処理も不要で、キッチンの汚れも少ないというこの天ぷら粉。

なぜ少量の油で調理できるのか?ポイントはこちら。「秘密の配合でぽってりと」注目です。

【注目ポイント・記者解説】

昭和産業が9月から発売する天ぷら粉の中身は、小麦粉やでんぷん、ベーキングパウダーなどで、実は従来の商品と同じです。違うのは、その配合なのです。

試行錯誤の結果、従来の商品よりも少量の水で天ぷらを作れる配合を割り出したということで、これまでは約1対1.5だった粉と水の割合が、1対1になりました。

その結果、衣は「さらさら」ではなく「ぽってり」としたものになり、少量の油で焼く天ぷらが出来るようになったということです。

実際、調理してみると大量の油を必要としないので油がはねることもほとんどなく、3分から6分程度で天ぷらを作ることができました。調理後もキッチンペーパーなどで油をふきとるだけで済み、後片付けも楽ちんです。

原材料価格が上昇する中で油も価格が急騰していますが、大量の油を必要としない天ぷらは今後注目を浴びそうです。

(フジテレビ経済部 麻生小百合)

記事 599 経済部

「経済部」は、「日本や世界の経済」を、多角的にウォッチする部。「生活者の目線」を忘れずに、政府の経済政策や企業の活動、株価や為替の動きなどを継続的に定点観測し、時に深堀りすることで、日本社会の「今」を「経済の視点」から浮き彫りにしていく役割を担っている。
世界的な課題となっている温室効果ガス削減をはじめ、AIや自動運転などをめぐる最先端テクノロジーの取材も続け、技術革新のうねりをカバー。
生産・販売・消費の現場で、タイムリーな話題を掘り下げて取材し、映像化に知恵を絞り、わかりやすく伝えていくのが経済部の目標。

財務省や総務省、経産省などの省庁や日銀・東京証券取引所のほか、金融機関、自動車をはじめとした製造業、流通・情報通信・外食など幅広い経済分野を取材している。