秋篠宮さまは7月20日、静岡県御殿場市で行われた「全日本高等学校馬術競技大会」に出席されました。開会式には、予選を勝ち抜いた全国36校、108人の選手が参加。手拍子で選手の入場行進を見守られた秋篠宮さま。

「人と動物とが一体になって行う稀な競技」 秋篠宮さまのおことば
秋篠宮さまは、おことばの中で、馬術の魅力について述べられました。

〈秋篠宮さまのおことば〉
「馬術競技は全ての種目で性別に関係なく同じ条件で実施されます。また、数多あるスポーツの中でも、人と動物とが一体になって行う稀な競技でもあります。
そのことからも、騎乗者には、それぞれに個性が異なる馬の性格を慮って誘導することが求められます。
皆様には、馬の気持ちをよく理解し、その能力を最大限に発揮させるため、これからも一層技術を高めていっていただくことを願っております」
全日本高等学校馬術競技大会 秋篠宮家の思い出
秋篠宮さまが、この大会に初めて出席されたのは、高校1年生のときでした。

昭和59年(1984年)、大学1年生になった秋篠宮さまは、兵庫県宝塚市の阪神競馬場で行われた第18回全日本高等学校馬術競技大会に出席されました。
競技の途中、厩舎にも足を運び馬をなでながら1頭1頭ご覧になり、動物好きな一面を見せられました。

平成2年(1990年)ご結婚直後には、鹿児島県南九州市で開かれた第24回大会に初めてご夫妻で出席。
選手から歓迎の花束を受け取り、笑顔で高校生たちと話されていました。
平成30年(2018年)には、次女の佳子さまが、静岡県御殿場市で開催された第52回大会に出席し、地元の保育園児によるかわいい出迎えを受けられました。

〈佳子さまと保育園児たちのやりとり〉
佳子さま:
待っていてくれてありがとうございます。みんなは何歳ですか?
園児:
5歳
佳子さま:
みんな5歳なのかな?
園児:
6歳
佳子さま:
6歳、もう6歳になったの。私は23歳です。
秋篠宮さま 6年ぶりに馬術競技大会を観戦

コロナ禍の影響で、2020年は中止、2021年は無観客開催ということもあり、6年ぶりに大会に足を運ばれた秋篠宮さま。
ひたむきに競技に取り組む高校生たちに、拍手を送っていらっしゃいました。
(皇室ご一家」7月31日放送より)