変わり種の自販機がどんどん増えている。札幌の歓楽街、ススキノにも珍しい自販機が登場。さらに、この自販機ブームの波は、北海道内各地にも広がっている。

"人気スイーツ"も登場…メーカーも注目「自販機ブーム」

札幌・ススキノの遊戯施設に現れたのは…。ここ数年、札幌市内で専門店が相次いでオープンしているフルーツ大福。この人気スイーツが、ついに自販機で登場した。

この記事の画像(14枚)

設置したのは、札幌市白石区で2022年1月に自販機の専門店を始めた会社だ。

自販機ランド・氷室信康代表:
「自販機ランド」のうわさを聞きつけて、商品を売ってほしいとメーカーさんから問い合わせがあった

東京・銀座のデパートで販売しているフルーツ大福の製造元からの依頼で、味はブルーベリーとパイン、いちごの3種類。

フルーツ大福は冷凍された状態で出てくる。柔らかくて、もっちりした食感だ。

この会社は、札幌市内で霜降り牛タンや昆虫食などの自販機を設置しているが…

自販機ランド・氷室信康代表:
地方もけっこうアツくて、老舗がお店をやりつつ、自販機でも販売する流れがきている

自販機ブームの波は北海道内各地に広がっている。一体どんなものが買えるのだろうか?
変わり種の自販機が続々と登場していた。

販売だけじゃない! 自販機ならではの"新たな戦略"

北海道東部の中標津町に2022年4月、設置されたのは…中華まんじゅう「北の海鮮まん」。

地元の海産物を使った「帆立クリームコーン」に「さけ味噌」。さらに「明太子クリーム」の3種類が自販機で販売されている。
3つともあまり見慣れない味の商品だが、このうち「帆立クリームコーン」は…

ホタテの食感とうまみがしっかりと感じられる海鮮まんだ。

製造しているのは、中標津町の隣・標津町の水産加工会社。

マルサフーズ・戸田智之代表:
自動販売機が今ブームと聞き、商品を認知してもらうために始めた

販売数よりも、「自販機ブーム」に乗って、商品の認知度を上げることが最大の目的のよう。

自販機が地方の街を変える?いつでも買える"24時間"営業

さらに、地元のグルメを自販機で売ろうという動きは北海道南部の長万部町でも…

噛めば噛むほどカニの旨味が出てくる。今さら認知度を上げる必要もないほど北海道民に知れ渡っている、名物「かにめし」の販売が2022年3月から始まった。
昭和3年創業の駅弁の老舗が自販機ブームに目をつけた。

かにめし本舗かなや・松島徹取締役総括本部長:
ほかでも設置しているところが多数出てきているので、うちもやってみたらどうだろうと思って始めた

長万部町民:
ここにわざわざ買いに来た。子どもに送るために。店が閉まってた時は使ってみたいと思う

自販機には、コロナ禍での「非接触」以外に、どんなメリットがあるのだろうか?

自販機ランド・氷室信康代表:
地方は夜中でも買えるのが一つの魅力。人件費の削減、自販機は24時間働いてくれる

次はどんな変わり種自販機が、あなたのマチに登場するのだろうか。

(北海道文化放送)