キッチンで料理をしている飼い主の横に立つ、大きすぎる犬がTwitterに投稿され、話題となっている。

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「コレはもうどうしようも無い。作ってたら強奪されます。何かちょうだいって言うレベルじゃ〜ない。By ヴィスナー」とのコメントと共にTwitterに投稿されたのは1枚の画像。

映っているのはボルゾイの「ヴィスナー君」(オス・5歳)と、キッチンで料理をしている投稿者で飼い主の「Chichiri Takanomori」(@Chichiri07120)さん。飼い主の身長は177cmだが、横に立つヴィスナー君はさらに大きく、直立すると185cm前後になるという。

ヴィスナー君は料理をしている飼い主の手元を覗いて、何か食材を狙っているようだ。この様子にTwitterでは「お手伝いしてるみたい(笑)」「背中にファスナーないの?」などの声があり、約1万4000件のリツイートと約7万6000件のいいねがつくなど話題となっている。(7月11日時点)

和牛ステーキを食べたことがきっかけ?

では実際、横に立っているヴィスナー君から食材を守ることができたのか? また、どんなことがきっかけで料理中の食材を狙うようになったのか。飼い主のChichiri Takanomoriさんにお話を伺った。


ーー状況を教えて

鶏肉とウインナーの調理を始めると、すぐにやってきてまな板の上にある食材を強奪しようとします。このときは食材を死守しました。好きな食材は鶏肉と牛ステーキ、人参です。


ーーなぜ横に立つようになった?

和牛のステーキをまな板の上に置いていたら、一口で食べられてしまって、夜ご飯が無しになってしまったことがありました。そのことがきっかけでまな板の上には美味しい物があると覚えたと思います。

ーーどのくらいこの体勢だった?

飼い主と戦っている30秒間だけでした。


ーーお手伝いはしない?

何か作ってくれればいいんですけどね~。お手伝いはしないです。

性格は大人しくて従順

ーーどんな性格なの?

日頃は大人しく従順な性格です。とても大きいのでペットではなく、相棒のような存在です。


ーー普段の様子を教えて

普段はゴロンっとなって寝ているだけですが、スイッチが入ったらとても足が速いので、手がつけられません。ジェスチャーが大きく、それで甘えん坊なので、実に見ていて面白いですね。


ーー反響についてどう思う?

うちは日常ですけど、世界は非日常なんですね。

ヴィスナー君は、たまたま和牛ステーキを食べたことがきっかけでまな板の上には美味しいものがあると認識。それ以来、料理中のまな板を狙うようになったようだ。今回は食材を取られることはなかったが、今後も飼い主とヴィスナー君の攻防は続いていきそうだ。

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プライムオンライン編集部
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FNNプライムオンラインのオリジナル取材班が、ネットで話題になっている事象や気になる社会問題を独自の視点をまじえて取材しています。