雑誌「Hanako」がプロデュースした駅ナカショップには、毎日にちょっとよい未来の選択が並んでいる。

Hanako厳選のサステナブル商品

28日、東急大井町線等々力駅のホームにオープンした「Hanako Stand Todoroki」。

この記事の画像(10枚)

店内には、ロスフルーツを使った焼菓子や土にかえる植物由来のビーチサンダルなど、SDGsをテーマにした商品が並んでいる。

女性向けライフスタイル誌「Hanako」がプロデュースした、SDGsがテーマの店舗。
"毎日にちょっとよい未来の選択を"をコンセプトに、Hanakoが厳選したサステナブルな商品約300点を販売している。

例えば、このカレーはフードロスに配慮した商品。チョコレートを作る際に出る、本来は捨ててしまうカカオ豆の皮を隠し味に使用したアップサイクルカレーだ。

そして、色鮮やかなバッグ。
何で作られているかというと、飛ぶ役目を終えたパラグライダー。

今まで捨てるしかなかったものを回収・解体し、バッグとして再利用している。

マガジンハウス「Hanako」荒川由貴子キャップ:
(駅は)直接お客さまの話を聞けるということで、それを企画に反映できたり、雑誌以外の発信場所ができるというのもメリットになっています。普段身近にできることからSDGsを考えてほしいというのをいつも考えてSDGsの特集を作っています。

また、商品の横にQRコードを設置。
読み取っておけば、商品情報を確認できるとともに、忙しい時間でもオンラインで購入が可能に。

地球にやさしい商品をいつでもどこでも購入できるようにすることで、エシカル消費の促進も目指す。

駅の利用客:
通勤とか普段使うところで、こういうものを目にすることができるとすごくいい。

店舗自体も環境に配慮

サステナブルなのは、商品だけではない。店舗の外観の一部には、東急線の線路でかつて敷いていた敷石や、木造の駅舎で使われていた木材を使用。

店舗自体も商品も、環境に優しい作りにしている。

東急ビル運用事業部・宅間彩さん:
東急としては、SDGsがテーマの店舗を駅構内、駅売店という形で誘致するのは初めての取り組み。沿線をご利用のお客さまにも、東急線沿線の魅力を知っていただくきっかけにもつなげていきたい。

(「Live News α」6月28日放送分)