午前10時31分ごろ、石川県能登地方で強い地震があり、珠洲市では震度5強を観測した。珠洲市では、きのうも震度6弱の地震を観測している。気象庁は、午前11時半から、記者会見を行い、「この地域では、1年以上、地震活動が続いており、当面、継続すると考えられる」などと述べて、引き続き注意を呼びかけた。

気象庁によると、各地の震度は、石川県珠洲市で震度5強、能登町で震度4などとなっている。この地震による津波の心配はなかった。震源地は石川県能登地方で、震源の深さは14キロ、地震の規模を示すマグニチュードは、5.0と推定される。

今回の震源付近では、2020年12月以降、地震が相次いでいる。一連の地震活動としては、きょうの震度5強の地震も含めて、午前11時半時点で、合わせて160回の地震(震度1以上)を観測しているという。また、きのうの震度6弱以降は、12回の地震が起きているという(内訳:震度6弱・1回、震度5強・1回、震度2・4回、震度1・6回)。

社会部
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