島根県宍道湖のほとりにある石像が、最近になって、知らぬ間に約2メートルも動いていたことがわかりました。めざまし8はその真相を追跡しました。

「これ相当動いてるぞ」重さ2トン以上の石像がいつの間にか移動 

地元の住民に話を聞くと、「あれが動くとは思わんかったですけどね」「気づいたらあの場所におって、なんのためにやったんだろうか」「意思があった。石だけに…」と、次々の驚きの声が上がった。

住民の間で今、噂となっている「動く石像」があるのは、出雲空港からほど近いところにある島根県松江市の宍道町です。

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名前の通り宍道湖に面した町で、その石像のある風景は「宍道湖水辺の八景」にも選定されています。

動いたと言われているのは、亀の石像。台座をあわせて横2メートル、高さ1.8メートル、重さは2トン以上と推定されています。

実際に、2019年10月に撮影された画像と比べてみると、2メートルほど後方に移動しているのが確認できます。なぜ、石像が動いたのか。誰かのいたずらなのでしょうか。

2019年10月から2年半の間に、後ろに動いている

松江市の担当者に話を聞くと…

松江市宍道支所 地域振興課・小島一文 課長:
ある日なんとなく「あれ?こんなに中央に寄ってたかな?」ということは私自身も、ちょっと感じとって、これ相当動いてるぞと

石像の前の地面には、引きずったような跡もみられます。

松江市宍道支所 地域振興課・小島一文 課長:
人の力でとても動く代物ではないと思います。2トンですからね…。改めて確認すると、本当にあった位置よりも2メートルぐらい動いていたので。ただその動き方があまりにも水平に動いていたので、ミステリーかなというところでしょうかね

人為的ではないとすると、亀だけに、ゆっくりと動いて今の位置まで移動したのか、謎は深まるばかり。しかし一方で、ある有力な情報が出てきました。

「水の怖さを実感してほしい」台風の影響か?

地元住民:
2021年に台風が来たんですよ。その影響であれだけ動いてるんですよ

2021年8月、「台風9号」の影響で線状降水帯が発生。当時の写真を見てみると、台風が過ぎ、少し水は引いていますが、確かに、石像が水に浸かっていることが分かります。

市の担当者も、激しい雨で宍道湖の水位が上がったことが原因ではないかとみていると言います。

松江市宍道支所 地域振興課・小島一文 課長:
この台座自体に水の浮力がかかったところに、ちょうど角度的に波風が打ち寄せてきて、少しずつ少しずつ波の周期によってコトッコトッと動いたんだろうと

市の担当者は、石像がどれだけ動いたのか実物を見て、水の怖さを実感してほしいとしています。

(めざまし8 6月15日放送)

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