6月9日から新潟県の燕三条地域で導入されたコミュニティー通貨サービス「まちのコイン」。地域活性化の一環として始まる、この新しいサービスを取材した。
使うと良いことがいっぱい? 通貨サービス“まちのコイン”とは…
三条市の三条ベースで滝沢亮市長が体験していたのは、缶バッジづくり。この支払いに使われていたのは現金ではなく…
三条市 滝沢亮 市長:
利用する。300めたる減りました。無事に300めたる使いました

燕三条地域で使える、まちのコイン「めたる」。

まちのコインは全国17地域で導入されている電子地域通貨サービスで、燕三条地域ではこの通貨の名前を「めたる」に決定。

本格的な運用を前にした6月7日、滝沢市長が「めたる」を実際に使ってお店を巡った。
「めたる」は店の写真をSNSにあげたり、訪れたりすることで貯めることができるほか…

お店の人:
お買い上げいただいたので、こちらを差し上げます
三条市 滝沢亮 市長:
ありがとうございます。子どもがバナナ大好きなので

「めたる」を使えば、おまけのフルーツを無料でもらえるほか、工場などでは鉄打ち体験もできる。

「話すきっかけに」 “めたる”から広がる輪に期待
三条市 滝沢亮 市長:
お店の人と地域の方、移住者も含めて話すきっかけになったり、色んな輪・コミュニティーが広がっていくと期待している

お店の人:
商店街としてもアピールできるし、個店としてもアピールできるので大変ありがたい

お店の人:
日々やっているんだよという、職人の苦労も味わってほしいかなって、笑顔で

まちのコイン「めたる」は6月7日現在、21の飲食店や工場などで使うことができるが、2022年内には100店舗での運用を目指している。
(NST新潟総合テレビ)