三重・鈴鹿市に、地元を走る「近鉄」列車にそっくりなたこ焼き店が出現。人気を呼んでいる。
コロナに負けずに出発進行！ 駅長はたこ焼き店の店長？
三重・鈴鹿市の道路脇にある建物。
オレンジと紺のツートンカラーは、近鉄特急にそっくりだ。
上にはパンタグラフのようなものも。
一体ここで何が行われているのか？
聞いてみようと建物の裏に行くと、「駅長室」という表示が。
（Q.その格好は?）
たこの駅の店長：
たこ焼き屋なんですけれども、駅長させてもらっています
こちらはたこ焼き店の「たこの駅」。駅員風の格好で焼いている男性は、店長兼「駅長」の関口明寿さんだった。
以前はプレハブで営業していたが、約半年かけてDIYでコツコツと改装を重ね、ちょうど1年前に今の状態になったとのこと。
イートインコーナーには…
店長：
物干しざおをかけまして、ネットでこれを買いまして、まずつり革やろと
ホームセンターで買った棚に色を塗り、本物そっくりの棚も用意した。
店長：
お客さんがここに荷物を置くことはほとんどないんですけれども、でも電車風って感じですごくビックリされますし、喜んでもらっていますね
お店を近鉄風にした理由は…
店長：
コロナでみんな大変やったと思うんですけれども、ふとこの建物を見たときに横長やったもんで、電車にしたらお客さんが喜んでくれていいんじゃないかと思って
コロナで客が激減していた2021年、地元の人に楽しんでもらおうと、親しみのある近鉄特急の見た目に改装したのだそうだ。
ここまで作りこんだということは、さては新手の鉄ちゃんか…？
店長：
電車に乗る機会も3年に1回くらいなんですけれども、本当に詳しくなくて…
しかし、「まるで近鉄」の効果もあり、県外からもお客さんが来るようになったという。
今後は…
店長：
外はプラットホーム的な感じに、もうちょっとしたいなと思っていますね
（東海テレビ）
