5月24日、新たに発表された天気の3カ月予報。梅雨に当たる6月の降水量は、東日本・西日本では平年並みか多く、北日本では平年並みだという。今週は5月26日、西日本から崩れ始め、東京も5月27日は60%の降水確率となっている。

この記事の画像(12枚)

週明けからまたぐずついた空模様は続き、九州南部から関東甲信は来週中にも梅雨入りが予想されている。

洗濯は毎日?週2~3回?カビが13倍以上との調査結果も

そうなると気になるのが、洗濯機内のカビだ。残った洗剤などが養分となり、湿度が上がれば洗濯機の中はより繁殖しやすい環境になってしまう。

都内家電量販店を訪れた客に話を聞くと…

洗濯機を見に来た客:
カビていたらイヤだなと、せっかく洗濯しているのに洗濯槽の中が汚いと、衣類に影響があるのかなと

また、洗濯機を回す頻度もカビの量に影響する。週に2、3回だと、毎日回す場合と比べて実に13倍以上になるとの調査結果もあるのだ(エステー株式会社・(株)衛生微生物研究センター共同研究)。

カビ繁殖を抑えるお手入れ方法をプロが解説!

梅雨入りで洗濯が難しくなるこれからは、リスクが高まることになる。では、カビ繁殖の原因を絶つにはどうすればいいのだろうか。

家電製品アドバイザー 和田由貴 氏:
まず、ゴミ受けのネットみたいなものが付いていれば外していただいて…。ちょっと汚れていますね。こういうところを、あらかじめ掃除しておきます

まず、洗濯機内の目に見えるゴミを取り除く。

汚れを落とした後はホースなどを使い、40℃から50℃のお湯を洗濯機の満水ラインまでためる。

続いて指定の分量どおりの漂白剤を入れ、5分間、洗濯機を回す。

その後3時間以上放置して、ゴミをすくうネットなどで、浮いてきた汚れをとる。

家電製品アドバイザー 和田由貴氏:
ゴミをすくうネットが無い場合は、針金ハンガーといらなくなったストッキングでも代用することができる

ストッキングにハンガーを通した「お手製の網」を作ると便利だという。

最後に、洗濯物を入れずに、1度全自動で洗濯する。脱水終了後、洗濯槽の内側をしっかりから拭きすれば、完了だ。

また、梅雨時は常に蓋を開けておくと「カビ予防」に効果的だ。

(「めざましテレビ」5月25日放送より)