思春期の“黒歴史”を親がアート作品に昇華した様子がTwitterに投稿され、話題となっている。

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「実家に帰ったら黒歴史がアートになってた」というコメントともにTwitterに投稿された画像に映るのは、壁を殴って開いたと思われるこぶし大の穴。そこに額縁がかけられ、その下には「アオハル パ・ン・チ!」という題名と投稿した「おブ」(@obujyoitoi)さんの本名が記載されている。

額縁がかけられ題名と作者を入れることによって、ちょっと恥ずかしい“反抗期の証”を美術館にあるアート作品のように昇華させている。

この作品をつくったのは50代のお母さんで穴を開けたおブさんも現在は30代ですっかり大人になっている。

ユニークな発想と思春期のあるあるを体現したアート作品についてTwitterでは「あっ私も…こんなのあった…」「なかなかセンスの良いご両親ですね」などの声があり、約4万8000件のリツイート約39万6000件のいいねがつくなど話題となっている。(5月17日時点)

自宅に帰ると玄関に飾ってあった

ユーモアあふれる作品を作った両親や“壁の穴”についてどう思ったのだろう?また、現在の親子関係も気になるところだ。まずは投稿者のおブさんにお話を伺った。


ーーなぜTwitterに投稿した?

自宅に帰ると玄関に飾ってあって、面白いと思って投稿しました。


ーーこの作品を作った両親についてどう思った?

日頃からDIY的なことは好きな両親で、これは最高傑作だなと思いました。


ーー当時の記憶はある?

当時の感情だったり記憶は曖昧で多分反抗期の頃だったので何かと衝突してたんだと思います。


ーー現在の親子関係について教えて

現在では離れて暮らしてはいますが、仲良くしています。

題名と作者が書いていて芸が細かい

息子が家に居た証の穴は隠さなくていいんじゃないか

おブさんは穴を開けた当時のことをよく覚えていなかったが、現在は親子関係は良好のようだ。続いて、なぜ壁の穴をこのような作品にしようと思ったのか?また、当時の状況について作品を作ったお母さんにもお話を伺った。


ーーなぜ壁の穴をこのような作品にしようと思った?

最初は他の飾りで隠していましたが、古くなりどうしようかと思っていました。改めて穴を見た時に息子がこの家に居た証のこの穴は隠さなくていいんじゃないかと思いました。どうしたらただの穴に見えないかと考えたところ、美術館みたいに飾ったらウケるかなと思って作りました。


ーーこの壁の穴はいつ頃、どういった理由で開いた?

20年くらい前、中学生のときに母と喧嘩して怒りおさまらずのパンチだったと思います。


ーー当時は息子さんにどんなことを思っていた?

アオハル息子はちょっと扱いにくい時期で親も必死でした。

画像はイメージ

ーー当時と現在の息子さんについて教えて

とてもお喋りな争いを好まぬ子供でした。今回色々と話題になり、子育て仲間のママ友からは「こんな穴を開ける様な子に見えなかった」と驚かれました。どんなに穏やかな子でも親と喧嘩くらいしますよね。わたしを殴れなかったから壁を殴ったんでしょうね。今は立派に二児の父となりました。


ーー反響についてどう思う?

正直、家族にウケて笑えれば。くらいのつもりでやった事なので、褒められたりしてお恥ずかしいです。まぁ、こんな話しでも笑いのネタになるのならやったかいがありますね。

穴はおブさんが中学生の時にできたことがわかった。最初は他の飾りで隠していたお母さんだが、「息子がこの家に居た証は隠さなくていいんじゃないか」と今回の作品を作ったそうだ。アオハルの“黒歴史”を「いつか笑って話せる」思い出にすることができたようだ。

プライムオンライン編集部
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FNNプライムオンラインのオリジナル取材班が、ネットで話題になっている事象や気になる社会問題を独自の視点をまじえて取材しています。

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