レトロな外観が印象的な列車「越乃Shu*Kura」。
新潟県内を走る「日本酒」をコンセプトにした観光列車だ。

今回、元ミス・アース日本代表の山田彩乃さんと、長谷川珠子アナウンサーが乗車し、その魅力を体感した。

新潟駅~上越妙高駅など、さまざまな区間を運行している越乃Shu*Kura。
山田彩乃さん:
座席が外を向いていたり、いろいろな向きになっている。車両ごとに席も雰囲気が違う。

長谷川珠子アナ:
窓が大きいですね !
今回は14時52分新潟駅発、食事付き旅行商品(1号車)を体験した。
1号車のらくらくボックスシートは、電車の中とは思えないゆったりとした空間。レトロな雰囲気も感じられる。

発車して、まず手渡されるのがオリジナルのおちょこと巾着。

ウェルカムドリンクで頂いたのは、吉乃川スパークリング清酒「酒蔵の淡雪」。フルーティーな香りで飲みやすい口当たり。列車旅という特別感を演出してくれる。

2号車には、越乃Shu*Kuraオリジナルグッズなどを販売するお土産コーナーや、まるでバーのような立ち飲みスペースも。
利き酒も体験できる、日本酒好きにはたまらない空間となっている。


食事は新潟らしさを詰め込んだオリジナルメニュー。原酒造の純米大吟醸「越の誉」と共に頂いた。



山田彩乃さん:
あふれそう。お酒は後味がキリッとしている

長谷川珠子アナ:
電車の中で飲むという特別感で、さらにお酒が美味しく感じる
車内では、乗車記念にオリジナルポストカードももらうことができ、乗っていて飽きない工夫がとられている。


夕方、列車は海沿いへ。大きな窓から望む日本海をしばらく楽しんだ後、青海川駅(柏崎市)に到着した。


青海川駅は、日本で一番海に近い駅の1つと言われていて、越乃Shu*Kuraはここで約20分間停車する。

駅のホームに降りると、海岸に溶け込んだような雰囲気を味わうことができる。
長谷川珠子アナ:
列車を降りたら、すぐ海です!

山田彩乃さん:
まるで海岸にいる感じ。電車の中で見た景色もすごかったけど、実際に降りて風を浴びると、潮の香りなど五感で楽しめる
青海川駅で日本海と夕日を楽しんだ2人は、2号車の立ち飲みスペースへ。

海を望みながら、お酒やおつまみを楽しんでいると、大人の旅もいよいよフィナーレ。


山田彩乃さん:
食べ物・景色・日本酒…乗って移動するだけで、こんなにも新潟を楽しめる。新潟県内の人も、県外から来た人も新潟を堪能できる
長谷川珠子アナ:
本来なら、移動時間は寝て過ごす時間。この電車はもったいなくて、絶対に寝られない

列車は、18時38分に上越妙高駅に到着。

山田彩乃さん:
着いてみると一瞬。電車の中で食事や景色を楽しみながら揺られていると、すぐに着いちゃう
長谷川珠子アナ:
今まで電車は交通手段のひとつだったけど、食べて・見て・新潟を感じられて、発見だらけの時間でした。
移動しながら新潟を満喫できる越乃Shu*Kura。地酒とともに、大人な列車旅を楽しんでみてはいかがだろうか。
(NST新潟総合テレビ)