ウクライナ避難民の支援のため、いわゆる「PKO協力法」に基づき物資輸送を行う自衛隊機の第一便は、日本時間3日夜にポーランドに到着し、UNHCR=国連難民高等弁務官事務所に支援物資を引き渡した。
防衛省の統合幕僚監部によると、ウクライナ避難民支援のため、1日に日本を出発した物資輸送支援を行う自衛隊機の第一便は、UAE=アラブ首長国連邦のドバイで人道支援物資を載せた後に、日本時間3日夜にポーランドのジェシュフに到着し、UNHCRに物資を引き渡した。
ドバイには毛布やキッチンセットなどが備蓄されている。
今回の支援は、UNHCRの要請を受けたもので、自衛隊機による物資輸送は6月末まで週1回程度のペースで行われる予定だ。
「PKO協力法」に基づく人道的な国際救援活動として自衛隊機が救援物資を輸送するのは、2003年のイラクからの避難民への支援以来で、今回が6度目。