未来をイメージして書く、自分にあてた手紙。
小学校の卒業式の後「20歳の自分への手紙」をタイムカプセルの中に入れて大切に埋めたという人もいるのではないだろうか。

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将来、自分は何をして、家族はどうなっているのか。そんな想像をふくらませて書いた、小学生の女の子の手紙が斬新だと話題になっている。

お母さん「出だしからすでに不安」

未来のわたしへ
アニョハセヨ~(こんにちは~)。ぼくですよ!
入院してますか?いしきありますか?
きっと床屋でおきゃくさんの毛をあらったりしてますか?
たぶんいまの自分は、せが1mこしてると思います。
お金がたくさんたまっていて、メイクセットをかってますよね?ね?ね?
うちのハワイさんのパイナップルは、うれましたね?

5人の子どもたちを育てているお母さんの、ゆか(@yukaaa.o31)さんが投稿したのは、「未来のわたしへ」と書かれた一通の手紙だ。

お母さんが「出だしからすでに不安」とコメントしている手紙を書いたのは、次女で現在8歳・小学校3年生の娘さん。
改めてツッコミどころ満載の内容を見てみると、冒頭からなぜか韓国語で挨拶が。さらに「入院してますか?意識ありますか?」と謎の心配を始めた。

続く「床屋さんになって、お客さんの髪を洗っている」「お金がたくさんたまって、メイクセットを買っている」という未来予想図にはほっこりするのだが、現在すでに身長が1m37cmあるにもかかわらず「背が1m超していると思う」というむしろ過去の自分への呼びかけのような部分や、突然「うちのハワイ産のパイナップル」の話が飛び出すなど斬新な内容だ。

そして、この手紙にはまだ続きがあった。

100さいまでは、いきしててください。
たのしいろうごをおすごしてください。
ママもろう人ホームにいると思います。子どものころの自分より。

最後は、なんと老後の心配

「100歳までは息をする」という目標はかわいいのだが、小学生とは思えない「楽しい老後をお過ごしください」という文章や、「老後」の部分だけ波線が引かれて強調されていること、さらに「ママは老人ホームにいる」という現実的すぎる将来像にも笑ってしまう。

当初は500歳まで生きる予定だったもよう

「100歳までは息をする」と書く前に、一度「500歳までは息してて」と書いていた娘さんに「無理じゃ、ミイラや」と諭したり、将来老人ホームに入ることが決定してしまったにもかかわらず「今から入居費用、貯めておきます」と受け入れるお母さんの一言コメントも光っている、娘さんの手紙。

この手紙には「なんでこんな素敵な発想がどんどん思いつくんでしょう」「将来有望すぎて、笑いすぎて泣けてきました」とコメントが続々寄せられた。

なんともセンスを感じる、未来の自分への手紙。
これを書いた娘さんは一体どんな子どもなのだろうか。お母さんにお話を聞いてみた。

「次女らしい考えで書けてるなぁ」

――娘さんはどんな子ども?

とにかくマイペースです。そして、あまのじゃくです、好きなものを好きと言えなかったり…あと、一度始めたことは、諦めずに最後までやり抜く根性があります!
「モルカー」や「ちいかわ」が最近のマイブームです。白米と千切りキャベツが好きです。母の料理で一番好きなものは、千切りキャベツです(笑)。


――この手紙を読んだときの感想は?

ホントに始めの一行からイヤな予感しかしませんでした(笑)。
でも色々な未来を想像して、次女らしい考えで書けてるなぁと嬉しくなりました。最後は母の老後まで考えてくれてましたし…

――手紙について、娘さんとは何か話した?

前から床屋さんになりたいとか、メイクセットが欲しいと言っていたので、叶うといいね!と話したりしました。


――これは何歳の自分にあてたもの?「床屋さん」は娘さんの将来の夢?

20歳ぐらいを想像したのだと思います。「美容師じゃないの?」と聞きましたが、「違う…床屋がいい!」と、次女なりに、こだわりがあるみたいです。

――お母さんから見て、一番のツッコミどころはどこだった?

最後の、母は老人ホーム決定なんだなぁと…(笑)自分でもまだ老後を考える事がなかったので、まさか娘に言われるとは思ってもみず、老後を考えるいいきっかけになりました(笑)。


小学校で出された、春休みの宿題だったというこの手紙。
学校に提出は不要のもので「おうちで練習してみてください、という感じのプリント」だったそうで、現在はお母さんが家で保管しているという。

20歳ぐらいを想像したというが、「入院してますか?」と問いかけているなど、考えるとまた笑いがこみあげてくるが、お母さんの感想は「色々な未来を想像して、娘らしい考えで書けている」ということで、しっかりと娘さんらしさが伝わっていたようだ。

センスが光る?面白回答が続々

そんな娘さん、実は普段から“珍回答”を生み出している職人。

ことわざの穴埋めをする問題では「はらの(ゴリラ)がおさまらない」「立つ(ミーアキャット)あとをにごさず」などオリジナルのことわざを編み出し、漢字の穴埋めでは「はだかのおうさま」を「はだかの父さま」にしてしまい、お母さんから「一応、毎日服は着ているはずです」と突っ込まれるなど、独特のセンスがたっぷりな“娘さんワールド”を展開している。

そんなお母さんがお気に入りだというのが、「渡す・あげる」などの「似た意味の言葉を集める」という問題の中で出た答えだというが…


――「これは笑った」「これは驚いた」という娘さんの回答はどれ?

「はげる=しぬ」は、一番次女らしくて、好きです(笑)。
ウチには、ハゲた祖父がいますが「毛根が死ぬと毛が生えない」などと、話しているのでそのまま信じてしまったのかも?
「腹のゴリラがおさまらない」も、ある意味、間違ってないなと思いました(笑)フォロワーさんも「私もいます、ゴリラ」って人、結構いました!私は腹に群れでゴリラがいます(笑)

――娘さんの手紙への反響について…

たくさんの方から、笑って元気がでました!と、コメントを頂き、載せて良かったなと思いました!今は暗いニュースも多いので、カタチはどうあれ、誰かを笑顔にできるっていい事だなぁと思いました!

中には、こんな回答や文章ばかりで、将来不安では?と言う人もいますが、私は「間違えたり失敗したりする事」=「不安、恥ずかしい」と思っている人の方が心配だと思います!失敗を何度も繰り返して、成長していく方が強く逞しく成長できると思うので、これからもどんどん間違えて、大きく成長してほしいと思います!


――娘さんにはどんな「未来のわたし」になってほしい?

一番は、よく食べよく遊び、元気に成長してくれれば何の文句もありません!元気じゃなければ、自分たちのやりたい事すらできないので。
総理大臣にするために育ててるわけじゃないので、健康に笑顔で成長してほしいです!

思わず笑ってしまう、娘さんワールド全開の「未来のわたし」への手紙。
ぜひ大人になった時にはこの手紙を読み返して、お母さんと一緒に笑ってほしい。

プライムオンライン編集部
プライムオンライン編集部

FNNプライムオンラインのオリジナル取材班が、ネットで話題になっている事象や気になる社会問題を独自の視点をまじえて取材しています。

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