新型コロナの感染拡大で3試合が中止になる中、東地区3位の川崎ブレイブサンダースは9日、5位の秋田ノーザンハピネッツを82―68で下した。
第1クオーター、川崎はキャプテン藤井祐真(30)の3ポイントシュートなどで秋田から主導権を奪う。

さらに「空いたら打つという意識で、少しでもディフェンスがこちらに向くように、そういう脅威になれるようにと思ってシュートを打つようにしている」という鎌田裕也(31)が2本連続で3ポイントシュートを決めるなど序盤から秋田を突き放した。
守備でも光った鎌田。「やられて当たり前という風にならないように、ガツガツ体を当ててタフにディフェンスをするようにしている」と外国籍選手にも体を張ったディフェンスを展開。終始試合を優位に進めた川崎がリードを守り切り82―68で勝利を飾った。
勝利に貢献した鎌田は「思い切りシュートを打っていこうと思いで、そのシュートが入ってチームに勢いを与えることができたので良かった」と振り返った。
指揮を執る佐藤賢次ヘッドコーチ(42)も「変わったところは、空いたらシュートを打つのに迷いがないところ。3Pシュートに自信を持って、練習の積み重ねに自信を持って空いたらしっかりと打ち切ることができているので、責任感や覚悟を持ってやっていると感じる」と高く評価した。
川崎82ー68秋田
(とどろきアリーナ・3018名)