東京都は、きょう午後、新型コロナウイルスの専門家会議を開いた。その中で、従来のオミクロン株よりも感染力が強いとされる「BA.2」が占める割合が、3月22日~28日で行われた検査の際、全体の67.8%を占めたことが報告された。東京都は、流行の主体が「BA.2」に置き換わりつつあるとして警戒を強めている。
都内の感染者数の1週間平均は、きのう時点で7247人だった。先週水曜日(7419人)から、ほぼ横ばいの状態。きょうの会議では、年代別の感染状況についても報告され、今回は、20代が全体の20.6%を占め、全ての年代で最多となったことも報告された。
直近5週間は、10歳未満の感染者が年代別で最多だったが、最近、20代~30代の感染者が増加傾向にあるとされていた。