上昇し続ける電気料金。街からは「超上がってますよね!電気すごい使うんです」(30代女性)、「今すぐ見直せるのは、やっぱり電気かなと」(30代女性)など不安の声があがる。
5月は東京電力で4月よりさらに146円上昇するなど大手10社すべて値上げとなり、過去5年で最も高い水準となる。
電気代値上げで注目の「省エネ家電」
こうした中、東京都内の家電量販店で注目されているのが省エネ家電だ。
ヨドバシカメラマルチメディアAkibaコンシェルジェチーム・石崎瞬担当:
冷蔵庫、またエアコン照明器具といったような家電製品が売れています
中でも人気なのが2022年2月に発売されたHITACHIの「R-HXCC54S」。
特徴は冷蔵庫の上部に搭載しているカメラ。
ドアを開けると冷蔵庫の中を自動撮影。スマートフォンと連動させると、中身を確認することができ、節電につながる。
これにより、ドアを開けたまま食材を探す動作も減らせるため、電気代の節約になる。
そして買い物時に見直せば、余分な食材を買わずに済むなど、家計の助けにもなり人気だという。
また、富士通ゼネラルのエアコン「AS-X4O2M2」も2022年2月の発売以来、人気。
注目は両サイドに搭載された送風専用のファン。風を効率よく部屋全体に行き渡らせるため、ヨドバシカメラマルチメディアAkiba店によると一般的なエアコンと比べ年間1万円以上節約できるという。
ほかにも経産省よると白熱電球と比べて約86%、省エネになるというPanasonicのLED電球「LDA7D-D-G/S/Z6」も売れ筋。
省エネ家電を購入すると商品券&LED割引券
さらにこうした省エネ家電は今がまさに買い時だという
節約アドバイザー・和田由貴:
省エネ性の優れたものに買い替えればポイントももらえるので
節約のプロがお勧めするのは3月、東京都が1年間延長を決めた「TOKYOゼロエミポイント」の活用。
省エネ基準を満たした冷蔵庫やエアコン、給湯器のいずれかを購入するのが条件。
例えば250リットル以下の冷蔵庫ならば、百貨店や大手スーパーなど全国100万店以上で使える1万円分の商品券に加え、LED電球などの購入時に使える1,000円分の割引券がもらえる。
値段は変わらないがポイント還元で差別化
携帯大手各社が電力小売りサービスを展開する中、3月NTTドコモが始めたのがドコモ電気。
NTTドコモスマートライフビジネス本部・ビジネスクリエーション部・小島慶太部長:
ひと月で10万(件)以上の申し込みを頂いていまして
電気料金は大手電力会社と同等だが、注目はdポイントの還元。例えば月々の電気料金が平均で8,000円の場合、3%のポイントが還元され、年間で2,880円相当がお得となる計算。(※ギガホ・ギガライト・ahamo等契約の場合)
さらに4月末までに申し込むと、2000ポイントが付与されるキャンペーンも実施中。
(「めざましテレビ」4月7日放送分より)