岸田首相はウクライナ情勢をめぐりフランスのマクロン大統領と電話会談し、ロシアに対し、強力な制裁措置を取る必要性を確認した。
岸田首相は「ロシアによる侵略は、欧州のみならず、アジアを含む国際社会の根幹を揺るがすものであり、厳しく非難を致します」と述べた。
会談で、岸田首相はマクロン大統領に対し、「国際秩序の根幹を守り抜くために国際社会は結束して毅然と行動しなければならない」と伝え、両首脳は強力な制裁措置をとっていく必要があることを確認した。
また、岸田首相はラオスのパンカム首相とも電話で会談し、ラオスやASEAN=東南アジア諸国連合がウクライナの領土・主権の一体性を明確に支持することへの期待を伝えた。
会談後、岸田首相は記者団に対し、「今後も、首脳外交を展開し、G7やアジア諸国を含む国際社会と緊密に連携して取り組みたい」と述べた。