全国の公立特別支援学校で3740の教室が不足していることが文部科学省の調査でわかりました。児童生徒の増加が要因とみられています。
文科省の調査によりますと去年10月の時点で全国の公立特別支援学校で3740の教室が不足し、体育館や倉庫で授業をするなどして対応していることがわかりました。
特別支援学校に通う児童や生徒は2019年度の14万669人から今年度は14万2525人と2000人近く増え、教室数は元々不足していましたがさらに不足数が増えました。
文科省は「保護者の理解が深まり、特別支援を希望する人が増えたことが考えられる」としていて、校舎を増築や改修して対応する方針です。