岸田首相は25日、ロシアのウクライナ侵攻を受けた臨時の記者会見の中で、「『力による一方的な現状変更は許されない』という意思を示すことが、アジアを含む他の地域で抑制に繋がる」と述べた。
会見で北方領土問題への影響について問われた岸田首相は、今回のロシアの行動について、「欧州のみならず、アジアを含む国際社会の秩序に関わる問題」と改めて強調。
その上で「アジアを含む他の地域においても、『力による一方的な現状変更は許されない』という意思を、G7をはじめとする国際社会とともに強く発信していくことが重要だ。姿勢を示すことが、今後、アジアなど他の地域で国際法に違反するような行為を抑制することに繋がる」と述べた。