前回は惜しくも3位 悲願の“日本一”の瞬間

2月8日、家計調査による2021年の年間ギョーザの購入頻度と支出金額が発表され、宮崎市が初めて日本一に輝いた。

ギョーザの消費拡大に取り組んできた「宮崎市ぎょうざ協議会」の渡辺愛香会長は、当日朝、落ち着かない様子で市からの結果報告を待っていた。

この記事の画像(12枚)

宮崎市ぎょうざ協議会・渡辺愛香会長:
「ギョーザをいっぱい食べてるよ」というお声は聞いていますので、必ず1位だと信じています

宮崎市は2020年、ギョーザの支出金額の年間ランキングで全国3位に。1位との差は96円で、2強とよばれる浜松市と宇都宮市に惜しくも及ばなかったが、三つどもえの戦いを展開した。

日本一を目指す宮崎市ぎょうざ協議会では、翌年に「餃子フェス」をはじめ約10回のイベントを実施し、初めて県外のイベントにも出店した。さらに宮崎市とも連携しながら、ギョーザの街としての発信を強化。

その結果、上半期のランキングでは全国1位に。そして、1年間のランキングは…。

宮崎市の担当者:
支出金額、宮崎市1位です

宮崎市ぎょうざ協議会・渡辺愛香会長:
皆さんの応援があって1位がとれたと思うと、すごくうれしくて。市民・県民の皆さんにありがとうございますと、みんなでとった1位なので、おめでとうございますと伝えたいです

食費に対するギョーザの支出額はダントツ

初めて年間王者に輝いた宮崎市。市役所では結果報告会が行われた。

宮崎市ぎょうざ協議会・渡辺愛香会長:
支出金額について、前回惜しくも3位という悔しい思いをしてきたのですけれども、今年は念願の第1位を獲得することができました

式では、発表日の前々日に就任した清山知憲市長から感謝状が贈呈された。

宮崎市・清山知憲市長:
ギョーザでまたひとつ、宮崎市が有名になるということで。逆に宮崎のギョーザが外で売れて、地産外商で外貨を稼ぐような1つの手段になることも期待しております

2008年以降、ギョーザ支出金額の1位と2位は毎年、静岡県浜松市と栃木県宇都宮市が独占してきた。だが今回、宮崎市が初めてその牙城を崩し、大差をつけて1位となった。

また購入頻度でも1位を獲得。この結果について、焼き餃子協会の小野寺さんは…。

焼き餃子協会・小野寺力代表理事:
前回は途中で浜松市に追い抜かされてしまったんですが、今回の宮崎市は毎月のペースが高かった。いいペースでずっと1位を取り続けられたというのが勝因だと思います。宮崎市は家計の中で(他の地域に比べて)食費が非常に低い中で、ギョーザの支出金額がダントツ高い。非常にギョーザ愛の強い市民性がここに見えるかなと思っています

浜松市「残念だが、ライバルというより仲間」

一方、前回王者の浜松市で、地域の街おこしにボランティアで取り組む「浜松餃子学会」は。

浜松餃子学会・花枝一則さん:
まずは宮崎市さん、おめでとうございます!数字として、順位として結果が出ると、学会としても正直なところ残念だなという気持ちは否めないなと

永井友梨アナウンサー:
ライバルとして認識してもらえてましたでしょうか?

浜松餃子学会・花枝一則さん:
もちろんですよ!前回の2020年から、ライバルというか仲間。ギョーザで地域を盛り上げていこうという新しい都市が生まれたというか、自分たちにとってもギョーザで活性化していく良いきっかけになっていくと思います

全国でも「ギョーザの街」として浸透し始めた宮崎市。協議会は「宮崎餃子」の魅力をさらにPRしていきたいと意気込む。

宮崎市ぎょうざ協議会・渡辺愛香会長:
2強の宇都宮市、浜松市の皆さんとはうまくプロモーションなどを行って、全国的にギョーザで盛り上げていく活動につなげられたらいいなと思っています。農畜産大国の宮崎ですので、素材の部分もPRしながら、宮崎ギョーザを観光資源として全国的に押し上げていきたいと思っています

(テレビ宮崎)

テレビ宮崎
テレビ宮崎
記事 259