塩野義製薬は、新型コロナウイルスの飲み薬について、小児用の開発も視野に検討していることを明らかにした。
塩野義製薬は、現在新型コロナウイルスの成人用の飲み薬について治験を進めていて、早ければ来週にも承認申請する方針。
治験の対象は12歳以上で、承認されても子供には使えないため、小児用についても開発を視野に検討していることを明らかにした。小児用は飲みやすくするため錠剤ではなく、粉薬とする計画だという。オミクロン株の子供への感染も広がる中、成人用の飲み薬の承認が得られれば開発の検討に着手したい考えだ。