毎日使っている枕だが、そのカバーを最後に洗ったのはいつだろうか。毎日洗う人から、数カ月に一度など、その頻度はさまざまだろう。

見た目からは汚れが分かりづらいこともあり、毎日洗っている人は少ないかもしれない。

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株式会社インターグロースが運営する「宅配クリーニングサービス比較NAVI」の調査(2020年7月実施)によると、枕カバーの洗濯頻度は“週に1回程度”が1番多いという結果だった。続いて“1カ月に1回程度”が多く、“2週間に1回程度”や“週に2〜3回程度”も上位となった。

一方で、“2〜3カ月に1回程度”や“それ以下”など、あまり洗濯をしない人も一定数いた。

枕本体と枕カバーの洗濯頻度(提供:株式会社インターグロース)

調査は10代〜70代の一般男女300人にWEBアンケートで実施。合わせて、今回の調査で枕本体についても聞いており、こちらは「全く洗濯していない」が一番多く、300人中約120人が回答していたことも分かった。

枕本体は頭や肌に直接触れないことから、洗う必要はないと考えているということだろうか。

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洗い替えで毎日交換がおすすめ

また枕本体は、素材によっては洗うことが難しいかもしれない。しかし、枕カバーであれば簡単に洗濯ができる。

バスタオルを洗う頻度はよく話題になると思うが、枕カバーはどうなのだろうか?
そこで、老舗ベッドメーカーのフランスベッド株式会社に、枕カバーの適切な洗う頻度について話を伺った。


ーーそもそもとして、枕カバーにはどういう汚れが付着している?

寝ている間にかく寝汗や、皮脂、皮膚、垢、フケ、髪の毛がついて、ダニや菌が発生しやすくなってしまいます。


ーー適切な洗う頻度を教えて

理想は毎日ですが、清潔さを保つために1週間に1〜2回の頻度で洗うのが望ましいです。汚れがひどい場合、また、特に寝汗をかきやすい季節などはこまめに洗う、もしくは、洗い替えを用意して毎日交換することをお勧めします。

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ーー洗濯で注意する点はある?

特殊な生地や素材でなければ基本的には、洗濯機で洗える素材が多いですが、素材によって取り扱い方が異なるので、品質表示ラベルを確認して洗うようにしてください。


ーーおすすめの乾かし方を教えて。

日光にあててしまうと、素材によっては生地が傷んでしまう可能性がありますので、日陰で釣り干しするのがおすすめです。顔や首など、直接肌に触れるものなので乾燥機でふんわりと仕上げるのもいいでしょう。ただし、乾燥機使用不可の素材もありますので、品質表示ラベルを確認してください。

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快適な睡眠には清潔な寝具が重要

ーーちなみに、枕本体も洗うことはできるの?

素材によって異なります。そばがらやウレタンなどの素材は洗えないことが多いです。その他の素材を使用していても、丸ごと洗濯機で洗えるタイプのものは少なく、押し洗いや陰干しでのメンテナンスをするタイプのものが多いです。洗濯できるものもあれば、できないものもあるので、品質表示ラベルを確認してください。


ーーでは、枕本体の適切な手入れ頻度を教えて

1週間に1回程度。洗濯ができない素材のものは、天日干しや陰干しをします。素材によって、天日干しが向いているもの、陰干しが向いているものと異なります。

天日干しに向いている素材は、そば殻、ポリエステル綿、フェザーなど。日陰干しに向いている素材は、ウレタンなどです。

ただし天日干しの場合、直射日光を当てすぎると、枕本体の生地が傷む可能性があるため、紫外線の少ない午前中に1時間程度干すのが良いです。

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ーー洗濯頻度が少ない人がいるようだが、どう感じている?

快適な睡眠をとるためには、清潔な寝具で休むということも大切だと思います。枕カバーは直接肌に触れるものであり、メンテナンスを怠るとダニや雑菌などが繁殖して肌荒れなどを引き起こす可能性もありますので、できるだけ清潔を保っていただきたいです。

メンテナンスの負担を軽減されたい方は、洗い替えのカバーを準備する、枕カバーの上にタオルを巻いて、タオルを毎日交換するなどの工夫もおすすめです。


なお編集部内で枕カバーの洗濯の頻度を聞いたところ、頻繁にしている人は多くなかった。しかし、汚れていると肌荒れなど体に影響があるということで、適切な頻度で洗濯をするか、できない場合は担当者が語ったような工夫をしてほしい。

(参考サイト:宅配クリーニングサービス比較NAVI

記事 4304 プライムオンライン編集部

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