フランス・パリでは、マスクの義務化をめぐって対応が二転三転していましたが、結局、バス停など人が集まる場所などに限定して着用が義務づけられることになりました。

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パリ市では、先月31日以降、11歳以上を対象に屋外のマスク着用が義務づけられ、違反者には日本円で約1万8000円の罰金が科されていました。
これに対し行政裁判所は今月14日、「リスクが低い場所でも義務化しているのは法的に深刻な疑問がある」として、効力の停止を発表しました。
こうした中、パリ市は17日、裁判所の決定を踏まえ、場所や時間を限定した上で屋外でのマスク着用を義務づけました。
具体的には、バスの停留所や、営業中のショッピングセンターや学校の周辺、10人以上が参加する集会などが対象となります

国際取材部
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