プロ野球独立リーグ、ルートインBCリーグの茨城アストロプラネッツは17日、松田康甫投手(23)がメジャーリーグのロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約を結んだと発表した。
松田は石川県の金沢高校から拓殖大学に進み、BCリーグの合同トライアウトを経て2021年シーズンから茨城アストロプラネッツに入団。7月にトミージョン手術を受け、今季は3試合の登板にとどまったが、巨人3軍との試合で投げた最速155キロのストレートとスプリットがスカウトの目に止まったという。

オファーを茨城のGMから聞いたという松田は「いきなり電話で『ドジャーズに行きたいか?』と言われ、最初は何を言っているのかと思った。今も実感がわかない」と心境を明かした。
それでも「一番の目標は世界一の選手になること。メジャーに上がるのが一つ前の目標。トミージョン手術をしたので治してまず160キロを投げるのが一番近い目標」と松田。持ち前の速球とスプリットで茨城から世界の大舞台に挑む。
(取材・水戸支局)