秦アナウンサーと宮崎市田野まちづくり協議会の曽地良英さんが、イルミネーションが飾られている田野駅から宮崎市田野町の魅力を紹介。

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テーマが「希望のトンネル」だった2021年

田野駅前には、心があったまるようなイルミネーションが輝いている。こちらに輝いているものは、全て地元の人たちが手作りをしたもので、優しい柔らかな光が灯っている。

秦萌アナウンサー:
これだけのものを手作りするとなると、結構大変だったんじゃないですか?

宮崎市田野まちづくり協議会・曽地良英さん:
そうですね、今年は6月ぐらいから準備に入って、やぐらも組み立て、やっと本番を迎えられました

秦萌アナウンサー:
2021年で11回目ということですが、今年のテーマはなんでしょう?

宮崎市田野まちづくり協議会・曽地良英さん:
こちらの「希望のトンネル」です。ここを通ってもらって、子どもたちがイルミネーションの世界に入っていきます

2021年のテーマである「希望のトンネル」の前で、子どもたちが点灯式を行った。

宮崎市田野まちづくり協議会・曽地良英さん:
この「希望のトンネル」を思い出して、ふるさとを想う気持ちになってくれたらと思います

秦萌アナウンサー:
この思いは、きっと子どもたちに届いていると思います!

宮崎市田野まちづくり協議会・曽地良英さん:
伝わってほしいですね

大根電飾は1つ1つ手作り…色合いにもこだわりが

秦萌アナウンサー:
2021年のテーマ、「希望のトンネル」を通ると見えてくるのが、大根やぐらのイルミネーションなんです。西日本では、おそらくここでしか見られないんじゃないでしょうか

この大根やぐらは、日本農業遺産に認定されていおり、宮崎の田野といえば干し大根の生産量が日本一となっている。

宮崎市田野まちづくり協議会・曽地良英さん:
私も小さいころは、大根をしいて、シートを掛けていました

秦萌アナウンサー:
家族総出でみなさんで守ってこられたこの地域の農業を形にしたのが、今回のこのイルミネーションなんですよね

宮崎市田野まちづくり協議会・曽地良英さん:
最初はですね、本物にこだわりすぎて、本物の大根を下げていたんですが、一日で凍ってしまって、これじゃいけないなということでレプリカを完成させました

一つ一つ見ていくと、本物の大根と同じくらいの長さに作られており、中のLED電球は本物の大根に見立てた、少し黄みがかった色に作らている。

さらに、こだわりはこれだけではない。横には大根畑も再現されており、少し奥側には大根を詰めて作業をしている様子まで再現されている。本物へのこだわりが感じられるイルミネーションになっている。

さらに中に入ることができ、中には田野町の中学生が書いた夢短冊が飾られている。その夢短冊には「志望校に合格しますように」という願いが飾られていた。

ほかにも「コロナが一つ残らず消えますように」という願いもあった。

秦萌アナウンサー:
2021年もコロナに翻弄された1年でしたが、この宮崎・田野のイルミネーションを見て、心を癒されに来てください

中学生たちの夢短冊の後ろには、小学6年生の短冊もある。
「世界にでるような生物学者になる!」「女子野球ワールドカップで優勝したい」なども飾ってある。

宮崎市田野まちづくり協議会・曽地良英さん:
「宇宙飛行士になりたい」という夢、絶対に叶えてほしいですよね

秦萌アナウンサー:
この宮崎・田野から、世界に、そして宇宙に願いが叶うといいいですね

地域のみなさんたち:
宮崎市・田野で待ってるよ~!

この大根やぐらのイルミネーションは、2022年1月21日まで見ることができる。

(テレビ宮崎)

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