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来月1日に、20歳を迎えられる天皇皇后両陛下の長女·愛子さまに、勲章が授与され、 成年皇族としての主な行事を来月5日に行うことが、16日の間議で決まった。

愛子さまは、女性皇族に贈られる最高位の勲章である、宝冠大綬章を授与される。

この勲章は、秋篠宮家の長女の小室眞子さんや、次女の佳子さまにも授けられたもの。皇室で成年の行事が行われるのは、佳子さま以来7年ぶり。

ティアラは、これまで慣例で女性皇族の成年に合わせて新調されてきた。

しかし愛子さまは、 コロナ禍で、国民の生活に影響が出ていることを考慮し、両陛下と相談の上、 新たに作ることは控え、陛下の妹の黒田清子さんから借りられるという。

清子さんのティアラは、当時、 天皇ご一家の私費で作られたため、結婚後も清子さんの所有となっている。

一方、眞子さんと佳子さまのティアラは、 公費で作られ、ネックレスやイヤリングなど5点で、それぞれ、およそ2800万円だった。眞子さんのティアラなどは、結婚後、返され宮内庁が保管している。

おばのティアラを着用される愛子さま。コロナ禍を踏まえ、飲食を伴う行事は実施されないという。

 宮内庁によると、5日午前、愛子さまは宮中三殿を参拝。午後には、最も格式が高いドレスであるロープ· デコルテに、授与されたばかりの勲章を着用し、 ティアラをつけて、両陛下や上皇ご夫妻に挨拶される予定だ。

(「イット!」11月16日放送分より)