配達専用のスーパーが続々登場

東京・渋谷区に11月2日、スーパー「pandamart」がオープンした。

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商品が棚に並んでいるが、実は…

foodpanda pandamart・本間智也さん:
店頭販売はしていないくて、配達専用のお店となっています

実はスピードが売りの配達専用スーパーだという。扱うのは様々な食品はもちろん、トイレットペーパーなどの日用品まで約2000品目がある。

配達エリアは拠点から4km以内、専用アプリか公式サイトで注文すると、1回一律220円で30分以内に配達してくれるという。(※天候などによって時間が変わる場合もある)

配達可能エリアに住む人に話を聞いてみると…

配達可能エリアに住む人A:
料理中に調味料がなかった時とか、あったら使いたい

配達可能エリアに住む人B:
風邪引いたときとかに使うかもしれない

最短15分の食品配達サービス

街でも期待が寄せられる中、東京都内を中心に続々と登場している食品のスピード配達サービス。

Zホールディングス・田中丸雄一郎さん:
注文から最短15分でおうちに届くという新しいイーコマースサービスです

Zホールディングスなどが実証実験を行っているのは、「出前館」のサービス上で約600種類の食料品や日用品を配達してくれるサービス「Pay Payダイレクト by ASKUL」。(最低注文金額800円)

東京の板橋区と渋谷区を含む一部エリアが対象で、現在は無料で配達。(※2022年1月31日まで、通常は420円/回)今後は都内23区すべてをカバーしたいという。

1000アイテムが10分で届く

さらに11月15日、目黒区の自由が丘にオープンしたのは都内で3カ所目の配達拠点となる食品などの配達専用スーパー「OniGO・自由が丘」。

このサービスについて担当者は…

OniGO代表取締役・梅下直也さん:
配達範囲は2km、注文から10分で届く宅配スーパーです。扱う商品は約1000アイテム。3月ぐらいには2000品目数まで増やしていく計画。品揃えの数はおそらくコンビニくらい。構成で言うとスーパーに近いような形です

野菜も扱っているのが特徴で、配達料は1回300円。

さらに7年連続でミシュランの三つ星を獲得している料理人「江﨑新太郎」さんが作る、冷凍のお弁当「ミシュラン三ツ星 冷凍お弁当」(各1296円)も届けてくれる。

2022年には都内を中心に100カ所の配達拠点をめざすという。

(「めざましテレビ」11月17日放送分より)