体育祭で披露するため練習を重ねたが…

体育の授業で息のあったダンスを披露する、沖縄県那覇高校の生徒たち。全校生徒が体育祭での発表に向け、2021年6月から練習してきた。

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新型コロナウイルスの影響で修学旅行など学校行事が中止を余儀なくされ、緊急事態宣言の延長が続き9月に体育祭の中止を決めた。そんな中、準備してきたダンスだけでも披露しようと10月18日に代わりのイベントが開かれ、全校生徒が「6分間の青春」に全力を注いだ。

那覇高校3年生 金城元気さん:
みんなで一致団結してやろうとやってきた行事なので、辛い気持ちもありました

那覇高校 仲間吉信教頭:
ずっと生徒には我慢してもらっている状況で、練習も見ていたところなので、どうにか実施したいなと思っていました

就学旅行や遠足も中止を余儀なくされた生徒たちに、楽しい思い出を作って欲しいと職員が話し合い、体育祭の代わりに全学年が一斉に踊るダンス発表会を開催することになった。

那覇高校 仲間吉信教頭:
保護者の方は見ることが出来ないんですけど、生徒たちが一緒に作り上げるという機会は作れるんじゃないかなと思っています

ダンスリーダー 下地巧真さん:
努力を発表する場がなくなるよりかは、しっかり映像にでも残せる形がとれてよかったです

「太陽に負けないぐらい熱いステージに」

全校生徒1200人の一度限りのダンス。ダンスリーダーたちは、5月から曲決めや振りを考えてきた。

ダンスリーダー 山田沙和さん:
難しすぎず、みんなが楽しめるようにというのを前提に作ってきました。太陽に負けないぐらい熱いステージが作れたらいいなと思っています

生徒たちは最高の思い出を作りたいと、昼休みや部活後にもダンスの練習に励み汗を流していた。

テーマは「夢と希望」 全力で挑んだ生徒たちは…

10月18日の本番当日、ドローンが生徒たちの晴れ姿を撮影する。

ダンスリーダー 下地巧真さん:
1200人全員で踊るというタイミングなので、みんなが楽しんで笑顔で踊れたらいいかと思います

ダンスリーダー 山田沙和さん:
行事が全部中止になって悔しさはあるんですけど、みんながこのために日々練習してきたので、それを発揮できるように最高な舞台にしたいです

テーマは「夢と希望」、6分間の青春が始まる。

生徒たち:
すごく楽しかったです。3年生の中で一番大きい思い出になったと思います

ダンスリーダー 下地巧真さん:
みんな笑顔でやってくれていたので十分楽しめたと思っています

ダンスリーダー 山田沙和さん:
学校全体の心が1つになったと思っています、ずっと残っていく宝物のようなものだなと思います

様々な人の思いが集結し、かけがえのない時間を共有できた生徒たち。

コロナに翻弄されながらも仲間と刻んだ青春の1ページは、永遠に輝き続ける。

(沖縄テレビ)