重圧をチーム一丸でではねのけた。

ロッテが9回に1点差に詰め寄られたが逃げ切った。優勝へのマジックを一つ減らし「3」に。残り4試合、いよいよ悲願の頂点が見えてきた。

5回1死一塁、田村龍弘(27)が先制打。「ランナー1塁だったので右に打とうとしたら、たまたま引っ掛かった。いい所に飛んでくれた」。一塁走者が一気に本塁へ生還し、二塁上で手をたたいた。

正捕手として開幕を迎えたが、中日から移籍した強肩の加藤匠馬(29)にその座を奪われた。「1週間に1回くらいしか出ないので、打撃でもアピールしたかった」と気合を入れた。

投げては石川歩(33)がここ一番で、貫禄の投球を見せた。「昨日、朗希がいい投球をしていたので続きたかった」と上がったマウンド。
直球の走りが悪いと見るや、田村のリードでシンカーやカーブで緩急を有効に使った。好守にも助けられて4回からは、わずか1安打しか許さずに、堂々と8回を無失点に抑えた。

スローガンは「善戦はいらない、勝利だけ。」
9回に守護神の益田直也(31)が3点リードから2点を失ったが、勝利は譲らなかった。
「何点とられても勝って終わればいい」と言葉に力を込めた益田。
「今日やらかしたらもう組めないと思ったので、必死に頑張った」と田村。

最後は2死二、三塁のピンチから、代打・浅間大基(25)を151キロ直球で三振に仕留め、球団新記録の38セーブ目を挙げた。「今年は体が壊れてもいいいと思って優勝目指して頑張っている」。

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日本ハムに連勝し、また一歩優勝へ近づいた。井口資仁監督(46)は「毎日こういう試合が続くが、しっかりと戦っていきたい」と気を引き締める。残り4試合、悲願の時が見えてきた。

ロッテ3-2日本ハム
(ZOZOマリン)

記事 332 加藤忍

早稲田大学卒業。フジテレビ入社。スポーツ局すぽると!ロッテ担当、ヤクルト野球中継などを経て現在は報道局兼スポーツ局。