日米韓3カ国は10月19日、北朝鮮担当の高官協議をワシントンで開催し、相次ぐミサイル発射をめぐり、外交努力や抑止力を強化していく方針を確認した。
会談は、外務省の船越健裕アジア大洋州局長、アメリカのソン・キム北朝鮮担当特別代表、韓国の魯圭悳 朝鮮半島平和交渉本部長が出席して行われた。
外務省関係者によると、日本側は北朝鮮の弾道ミサイル発射について、「国連の安保理決議に違反し、強く非難する」との考えを伝え、3カ国は外交努力や地域の抑止力を強化していく方針を確認した。
また、日本側は拉致問題の解決に向けた協力も要請した。3カ国の北朝鮮を担当する高官による
対面での会談は、岸田政権発足後、初めてとなる。