腰の張りで登板間隔が約1カ月空いていたロッテの2年目右腕・佐々木朗希(19)が楽天戦に先発。7回を88球、4安打2失点、8奪三振の好投で最速は158キロを計測した。
初回、浅村栄斗(30)の打席で158キロをマーク。最後も158キロ直球で内野ゴロにねじ伏せ、初回を三者凡退に抑えた。
1点リードの2回、鈴木大地(32)に自慢の直球をライトスタンドへと運ばれ同点とされた。
すぐさま勝ち越しに成功するも、1点リードの4回に打点王争いをする島内宏明(31)に直球を捉えられ、タイムリー2ベースに。再び同点とされた。

それでも、楽天・則本昂大(30)に負けじと腕を振った。落差あるフォークで空振りを誘い7回まで8奪三振の力投だった。
「最低限の仕事はできたかなと思う。今日は野手の皆さんにたくさん助けてもらった」。
救援陣に後を託したが、9回に守護神・益田直也(31)が勝ち越し打を許した。ファンの待ち望む本拠地初勝利はまたしてもお預けとなったが、優勝争いをする先発マウンドでしっかりと役割を果たした。
ロッテ2―3楽天
(ZOZOマリン・7日)