元気な犬や猫などと遊んでいると、飼い主のほうが先に疲れてしまうこともよくあるだろう。そんな中、猫と遊び続けてくれるロボットがTwitterに投稿され、話題となっている。

それがこちら。

いつも15分相手すれば、満足だろうと思ってた主人だが、子猫の体力がいかに無尽蔵であるかをロボットで教わった。1時間経ってもまだ遊び続けている。。。

このコメントと共にTwitterに投稿された約1分の動画には、白いロボットアームの先に猫じゃらしが吊るされ、上下左右へとランダムに動く様子が映っている。その猫じゃらしに向かって、はちわれ猫の「ももち」ちゃん(4カ月)が縦横無尽に飛び跳ねながら必死に追いかけているのだ。

元気いっぱいに猫じゃらしを追いかけている
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しばらくすると横になって、近くを猫じゃらしが通り過ぎても追いかけるのをやめていたが、また猫じゃらしを追いかけはじめたところで動画は終了。相手はロボットなので好きなだけ遊べるのだ。

疲れてしまったのか横になっている

Twitterでは「子猫の体力ほんとすごいですよね。」「永遠に遊んでしまうから10-15分遊んだら休ませないとだめですよ」などの声があり、話題となっている。

動画をTwitterに投稿し、ロボットを動かしているのは熊本県で製造業向けロボットアーム用ソフトウェアの研究開発を行なっている「necobot」(@yo4hi6oooo)さん。

この子猫の飼い主でもあるのだが、なぜ猫じゃらしを操るロボットを作ろうと思ったのか? 元気に遊んでいる猫についても投稿者のnecobotさんにお話を伺った。

毎朝5時にしつこく遊びに誘ってくる

ーーなぜ作ろうと思った?

ももちは毎朝5時に起きて遊びの誘いにきて、誘いに乗るまでしつこく飛びかかってくるので頭を抱えていました。

このロボットはelephant roboticsという会社のmy Cobotというロボットなのですが、仕事でロボットアームのソフト開発をしており、その学習用で購入して自宅にあったので、試しに猫じゃらしをつけたら思いの外、食いつきがよく、そこから毎朝ロボットに相手をしてもらっています。


ーーどうやって作った?

購入したロボットに100均の猫じゃらしをセロテープでくっつけただけです。


ーーどういう仕組みで動いている?

猫じゃらしを持って動かすパターンをロボットにプログラムして自動で動作しております。


ーーこだわりは?

動きの緩急とたまにピタッと止めるところです。ももちは止めると、飛びかかってきます。


ーーロボットでどういった動きが可能になった?

人間の動きとほぼ同じ動作が出来るようになりました。またプログラムを変更すれば、どんな動きでも可能なので、飽きが見えたら変更します。

ちなみに、噛まれることを想定して配線を保護

necobotさんによると、このロボット自体は既存のものだが、猫が楽しめるような動きをプログラミングして本体に猫じゃらしをつけたということだった。遊びすぎには注意が必要かもしれないが、「ももち」ちゃんは今も飽きずに遊んでいるのだろうか。

最近、猫じゃらしをネズミのおもちゃに変えました

ーー普段はどういうものを作っているの?

製造業向けのロボットアームのソフト開発を行なっております。将来的に人手不足に陥るであろう国内の課題解決の為、日々、学生さん達と奮闘しています。

今回は遊び心でした。ただ、思いの外、反響があったので本業で培った研究内容を自動猫じゃらしロボットに反映する事で、自身の学習のアウトプットの場として続けていきたいと思っています。

美味しそうにご飯を食べる「ももち」ちゃん

ーーどんな性格の猫なの?

とても元気で活発な女の子です。ムーミンのミィの様な性格です。
とにかく活発で遊びたい盛りで家中を駆け回ってます。可愛いですが、元気過ぎて手を焼いています。


ーー普段はこのロボットでどれくらいの時間遊んでいる?

30分から1時間ぐらいは遊んでいます。最近は飽きてきたのか、遊ばなくなってきたので、先端についている猫じゃらしをネズミのおもちゃに変えました。わざと音を立てると、よく反応します。さらに一瞬動きを止めると飛びかかってきます。

先端をネズミのおもちゃに変更

ーーロボットを使わずに遊ぶこともある?

ロボットを使わずに遊ぶこともありますが、9割ぐらいはロボットに任せています。

猫から家中逃げ回る自動猫じゃらしロボを構想中

ーーちなみにこのロボット、犬には試したの?

犬にも試したことがありますが、老犬だったので反応はイマイチでした。


ーー今後作りたいロボットはある?

このロボットアームを家中動き回れる様にAGVと言う無人搬送車にロボットをのせ、猫から家中逃げ回る自動猫じゃらしロボを作りたいです。

生後1カ月の頃の「ももち」ちゃん

ーー反響についてどう思う?

驚きました。面白いとは思っていましたが、ここまでの反応になるとは思っていませんでした。
家庭内にロボットがあるという珍しさもあると思います。

「ももち」ちゃん

飼い主のnecobotさんは毎朝5時にくる「ももち」ちゃんの遊びの誘いに困って、この猫じゃらしロボットの動きをプログラミングしたとのことだったが、疲れではなく飽きてしまうのも子猫らしい。今後も時々改良しつつ「ももち」ちゃんの遊び相手をしてほしい。
 

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